右脳開発でお子様の才能を開花
第103回 「緊張しないぞ」でなおさら「緊張」~自己暗示のコツ
梅干を思い浮かべてみてください。
赤くてシワシワの梅干です。
それを口に入れたところを想像すると、
本当につばが出てきますよね。
頭で想像すると、すぐに体に影響をおよぼします。
今度は、半分に切ったみずみずしいレモンを
想像しないでください。
どうですか、いくら言葉で「しないで」と否定しても、
黄色くて酸っぱいレモンを思い浮かべてしまいませんか?
それだけでなく、つばも出てきてしまいます。
人前で慣れないスピーチをしなければならないとき、
「緊張しないように」と自分に言い聞かせて
壇上に立ったとします。
「緊張しないように」といくら言葉で繰り返しても、
「緊張している自分」が頭に浮かんでしまいます。
そんな状態で、少しでも言葉に詰まってしまったら、
ものすごい緊張状態に一気に陥ってしまって、
スピーチは台無しです。
「~しない」と言葉で「否定」を意識しても、
いったん映像としてイメージしてしまうと、
もう否定されないのです。
では、どうすればイメージと自己暗示がうまくいくのでしょうか?
それにはまず、「失敗」や「緊張」ではなく、
「成功する自分」や「リラックスしている自分」をイメージして、
同時に言葉でも言い聞かせれば良いのです。
スポーツ・勉強・仕事、何においても同じです。
そして「うまくいくぞ、成功するぞ」という
「成功したイメージと自己暗示」で成功したときには、
「やった!イメージ通りにうまくいったぞ!」という
喜びの体験とともに、新たな「成功」のイメージを
得ることができます。
その瞬間から「成功体験」となって、
より深く強い「成功のイメージ」として残ります。
「成功するイメージ」を「成功体験」で
強化することができるのです。
スポーツや勉強、仕事などをしていて
「キツイなあ」と思うことがあります。
この「キツイ」も他の捉え方ができます。
「キツイ、つらい、厳しい」という言葉を
「楽しい」に置き換えます。
単に言葉を代えるだけなのですが、
「楽しいというイメージと自己暗示」に変わってしまうのです。
「楽しい」とイメージし自己暗示できたときには、
脳の中ではアルファ波が多く出ている状態になっています。
スポーツ選手が良い結果を出すのは、このような状態のときです。
それに対し「ネガティブ(否定的)な考え方」をすると
ベータ波が多くなり、緊張して体もこわばった状態に
なってしまいます。
厳しいトレーニングやハードな仕事も、
「楽しみながら」やることで、脳波はアルファ波になり、
気持ちも体の状態もポジティブな方向に
変化するのです。
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