右脳開発でお子様の才能を開花
第106回 よいコミュニケーションをとるコツ③
人間は、「何が良いのか、悪いのか」、
“どちらの方がより良いか”ということを
「本能的にかぎ分ける力」を持っています。
その力は、年齢を問いません。
どんなに幼い子であっても、人間である以上、
もともと備わった能力です。
ですから、その力を信じて、
その力に対して語りかけようとするとうまくいきます。
「あなたは、いつも自分のことばかり考えて
もの言うんだから」と言われたら、
「そうかもしれないな。悪かった、ゴメンネ。
じゃあ、どう考えたら相手のことも考えに入れながら
提案できるかな?」と訊いてみるのです。
このとき、相手がどんなに語気が強かろうと、
相手の発言を否定しないで、相手の考えに付き添いながら、
話を進めていきます。
そうすると、相手も次第に冷静になり、本能的に
「どちらが理不尽なことを言っているのだろう?
もしくは、言い方自体が理不尽ではないか?」
と気づき始めます。
このとき、先ほど書いた「本能的にかぎ分ける力」が
発揮されてきます。
理不尽な内容のことを話したり、そのような言い方をする人は、
・ 人から説得されるのが大嫌い
・ 人から強制されるのが大嫌い
・ 人から指示されるのが大嫌い
な場合が多いのです。そして、おまけに
・プライドが高い
このようなタイプの人に、あなたは、
いつも説得しようとしてきました。
だから、反発を食らうのです。
説得するのではなく、プライドを傷つけないようにして、
相手の言っていることを肯定する反応をしてみましょう。
いかに理不尽と思える部分があっても、
「そうだな。君の言うとおりだ」と言ってみましょう。
すると、相手は拍子抜けして、
何か今日は変だな?と感じ始めます。
この、「感じるスイッチ」が入り始めたらしめたものです。
人間は、どうしても相手と張り合ってしまう習性があります。
この気持ちは、得てして物事を思わぬ方向に
向かわせてしまうエネルギーを持っています。
相手と口論をして、思わぬ方向に行ってしまうケースが
よくあるのは、そのためです。
相手は、同じ次元、土俵に相手を連れ込もうとしています。
だから、その愚かとも言える行為に、
早く気づいてもらうようにすればいいのです。
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