右脳開発でお子様の才能を開花
第126回 これからの時代に必要な感性を育てる子育て③
豊かな感性をもった子どもを育てるには、
日常の何気ない会話の中で、
子どもに気づきを与えられるような
やり取りが必要です。
「なんで、
ことわざを覚えなければならないの?」
と子どもにきかれたら、
あなたはどう答えますか?
まず、日常会話の中で、どのような場合に
ことわざを使うかを考えると、言いにくいことや、
諭したいことを相手に伝えたいときに、
引用することが多いものです。
相手を諭す場合に、
面と向かって相手の非を指摘すると、
なかなか素直に聞き入れてもらえない
場合があります。
そんな時にことわざを引用すれば、
今までにたくさんの人が
同じような過ちや不注意を起こしてきたのだ、
ということを
同時に伝えることができます。
誰でも同じようなミスをおかすものだという前提で、
人を諭すというのは、とても素晴らしい考えです。
ことわざには思いやりの心が感じられます。
また、ことわざは、人生教訓のかたまりなので、
これから生きていく上での智恵を学ぶのにも最適です。
これを子どもに伝えるには、
どのようにしたらいいでしょうか?
「なんで、
ことわざを覚えなければならないの?」
と子どもにきかれたとき、
こう答えたらどうでしょう?
「○○ちゃん、
あなたにはこのような悪いところが
あるから直しなさい、と言われて素直に聞ける?
いきなりそう言われたらイヤでしょう。
そういうときに、昔から言い伝えられている
“ことわざ”を使うと、自分だけじゃなくて、
今までのいろいろな人も同じように
間違えたんだなって思えるでしょ。
そうすると、
自分だけが責められているんじゃないんだ、
と感じることができるから、素直にそうかなって思えて、
とてもいいんじゃない?」
そして、さらに
「いろいろなことわざを覚えておけば、
あなたがこれから生きていく上で、
何かに迷った時、役立つことがきっとあると思うわ」
と付け加えてみてもいいでしょう。
ことわざは、絶対に覚えなければならない、
というものではないかもしれません。
でも、知識として蓄えておけば、
意味の深さに気づくことで、
自分の心を豊かにし、
それを表現するのに役立ちます。
感性を豊かにする糧となるものは、
日常の中にたくさんあります。
子どものうちから、
「何のためにやるのか?」という目的が
はっきりしたことばかりをやらせていると、
なかなか思考の幅ができません。
目先の結果を追い求めるのではなく、
後でじわっと効いてくるような、
種をまいていきましょう。
そのようにしていくと、
知らず知らずのうちに
感性が磨かれていくものです。
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