右脳開発でお子様の才能を開花
第129回 全国学力調査アンケートの結果からわかること
2017年8月に
全国学力調査アンケートの結果が
公表されました。
今年4月に小6生と中3生を対象に
行われたものです。
アンケートは、
学習や生活の習慣、
教科への考え方などを聞くもので、
質問数は90を超えています。
10年前の調査結果と比べて
変化が目立つのは、
ルールや規範への意識の変化です。
「学校の決まり(規則)を守っているか」
の質問では、「当てはまる」が
小6では07年では31.5%から17年は46.3%に、
中3は39.6%から62.5%に
それぞれ増加しています。
「人が困っているときは進んで助けているか」
の質問では、「当てはまる」が
小中とも15ポイント以上増加しました。
特に、中3では
「いじめは、どんな理由があっても
いけないことだと思うか」
という問いに対して、
「当てはまる」との回答が
15ポイント増えました。
子どもがまじめに学校活動に取り組み、
「悪いこと」と「いいこと」の
区別をきちんと意識し始めていることが
うかがえます。
また、勉強や生活習慣の面では、
「3時間以上勉強する」と
「2~3時間」については
あまり変化は見られませんが、
「1~2時間」が5ポイントほど
増えました。
「テレビを見る時間やゲームをする時間などの
ルールを家の人と決めているか」では、
小中とも「決めている」
「どちらかと言えば決めている」が増え、
「決めていない」は減りました。
さらに、
「自己肯定感」についての質問は、
「自分にはよいところがあると思うか」では、
小中ともに「当てはまる」が
8~9ポイント増加しました。
「先生は、あなたの良いところを
認めてくれていると思うか」という質問でも、
質問を始めた14年から
「当てはまる」が小6で11ポイント、
中3で8ポイント増えました。
最近、学校現場では
プロセスや達成感を重視した活動や、
子どものマイナス面ではなく
良いところを意識した声掛け、
子ども同士でお互いの頑張りを認め合う
といった取り組みが進んでいるようです。
今回の調査結果から、
規律を守り、時間管理などの
自己管理が高まっていくと、
勉強時間も増え、最終的には
学力レベルも向上していくことが
わかります。
また、結果だけでなく、
プロセスや達成感を重視していくと、
子どもの「自己肯定感」が高まります。
つまり、
親や先生の子どもに対する
接し方や評価のしかたで
結果は大きく変わってくるということです。
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