右脳開発でお子様の才能を開花
子育ての知恵ぶろぐ 第294回 幼児の脳は、大人と完全に別次元で成長する驚異の事実
注目すべき記事が載っていました。
米ブラウン大学の研究結果によると、
コロナのパンデミックに生まれた
3か月~3歳の幼児の平均IQは
100前後でしたが、
パンデミック期間に生まれた
幼児の平均IQは78だったということ
でした。
全般的な認知能力が
顕著に低下したということなのです。
この研究論文は、医学論文サイト
「メドアーカイブ」に掲載されました。
米東部ロードアイランド州で生まれた
発達障害のない幼児672人の幼児が
対象でした。
生後数年間は、
認知発達に非常に重要な時期ですが、
新型コロナのために保育施設や学校が
閉鎖され、親は在宅勤務で
仕事と育児を併行したことで、
幼児の受ける刺激が
大きく減少したことによって
引き起こされたとしています。
ブラウン大の
ショーン・ダニー小児科教授
(首席研究員)は、
「生後の数年間は認知の基礎が築かるので、
基礎を築けば成長は容易になりますが、
年齢が高まるほどこの機会の扉は狭まる」
と説明しています。
ただし、
「幼児期の認知数値が低いことが
長期的にいかなる影響を及ぼすかは
不確かだ」
とも言っています。
話は変わりますが、
“ものもらい”などで
瞼が腫れてしまった場合、
治療の後に眼帯をすることがあります。
傷口に黴菌が入らないようにする
ためですが、
今は0~4歳くらいまでの乳幼児
(基本的には小学生まで)の眼帯は
してはいけないことになっています。
人間の目は、生まれた時点では
その働きが完成していません。
両目で見る経験を積むことにより、
視力が発達します。
特に視機能が発達段階にある乳幼児は、
数時間片目に眼帯をしただけで、
斜視や弱視になる可能性があると
言われています。
当然、脳の発達にも影響がないとも
言い切れません。
ですから、
幼少期の脳や様々な器官の発達に、
いろいろな刺激が必要なことが
わかってきています。
ヘーグルでは、
幼少期の子どもたちの脳がより積極的に、
すくすくと成長していける環境づくりを
しています。
子どもたちがたのしく、余裕をもって
学べるようにしてあげましょう。