右脳開発でお子様の才能を開花
子育ての知恵ぶろぐ 第343回 子どもの才能を伸ばす秘訣は「○○○○○」
今年の夏は、
本当に暑い夏となっています。
日本でクーラー(現在はエアコン)が
一般に普及し始めたのは1970年代で、
それ以前にはありませんでした。
その頃は、30度~32度くらいで
暑いと感じていたのが、
最近では35度を超え、
40度近くまで上がるのも
日常となってしまいました。
今では、エアコンがないと生活できない
=電気がなければ生活できない環境に
あります。
エアコンの原理は、室内の熱い空気を
取り込み室外へ出すという原理で
成り立っています。
つまり、室内は温度が下がる分、
室外は温度が上がる仕組みです。
基本的には、
自分さえよければの発想です。
フロンガスに始まった地球温暖化です。
このような発想が
歴史上で大惨事を招いたことが、
地球上では多々起こっています。
1959年から1962年までの間
中国では大飢饉が起こり、
1500万人から3000万人の命が
奪われました。
その原因は、
いったい何だったのでしょうか。
いろいろな要素が加わって
起こったのですが、
その元凶は毛沢東が行った
公衆衛生の政策である
「四害駆除運動」だったのです。
1949年に毛沢東が権力を掌握すると、
国は医療危機に見舞われ、
コレラやペスト、マラリアなどの
感染症がはびこりました。
まず始めたのが蚊とドブネズミ、
ハエの駆除でした。
ここまでは理解できることですが、
四つ目に加えたのがスズメの駆除
だったのです。
一羽のスズメが食べてしまう穀物の量は、
毎年最大で4.5kg、
もし100万羽を駆除すれば
6万人の食糧がまかなえると
計算したのです。
「戦場たるもの、戦いに勝つまで
撤退してはならない」
と「人民日報」には記されていました。
結果、戦闘には勝ち、
1億5000万匹のドブネズミ、
11000万キロの蚊、10万キロのハエ、
1億羽のスズメを殺したと
推定されています。
ここで、計算外のことが起こりました。
1億羽のスズメは穀物だけでなく、
イナゴも食べていてくれました。
天敵のいなくなったイナゴは、
とめどもない巨大な雲のように
なってはびこり、
中国の作物を荒らしまくりました。
このようにして大飢饉が起こったのです。
自然体系は、すべてつながっています。
陽は陰をつくり、陰は陽をつくります。
子どもの成長もこれに似たところが
あります。
これからの時代はAIの台頭もあり、
先が読めない時代です。
そのような時代に対処するには
「好きこそものの上手なれ」なのです。
「長所進展法」で「好き」を思いっきり
伸ばしてあげましょう。
そうすると、
子どもからパワーがあふれるようになり、
本物の力がついてくるようになります。