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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】子どもの想像力を鍛えるには? 遊び方、親がすべきことについて徹底解説!

子どもの想像力を鍛えるには

移り変わりの激しい現代において、独自のアイデアを考えたり、ものごとの原因や結果を推測したりする「想像力」がより重視されるようになってきました。幼児期から身につけておきたいこの想像力について、想像力を高めるための遊び、親の接し方などを詳しく解説します。

そもそも「想像力」とは?

まず、「想像力」とはどういうものかを考えてみましょう。想像力を鍛えるメリットや、想像力が低いデメリットについてもチェックを。

想像力とは目には見えないものをイメージする能力

辞書を引いてみると、「想像」とは「実際に経験していないことを思い描くこと」「知っていることをもとに新たなイメージを作り出すこと」といった意味だとわかるでしょう。
つまり、自分が見聞きして知っている事実だけではなく、見ていない過去、そして未来のことも思い描くことができる力が想像力といえます。また、自分以外の他者の考えや感情、ものごとの移り変わりを推測できるのも想像力のおかげです。
人間にこの想像力があるからこそ、社会が成り立ち、大きな発展を遂げてきたともいえます。

「創造力」との違いは?

想像力とよく混同されるのが「創造力」。音は同じですが意味は異なります。想像力がものごとを思い描く力であるのに対し、創造力は、ものごとを一から作り出す力。
一から作り出すためには、まず作り出すものを考える想像力が必要です。
つまり、想像力が豊かであればおのずと創造力も磨かれ、さまざまなジャンルで活躍することができるでしょう。

想像力を鍛えるメリット

子どもにとって、想像力があることはさまざまなメリットとなります。
ごっこ遊びや表現遊びなどが楽しくなるのはもちろん、ものごとを想像することから自主的な学びにつながります。なにか壁にぶつかったときも、その理由や解決法をさまざまに想像することができれば、困難を突破しやすくなるでしょう。
また、人の気持ちを豊かに想像することで、良好な人間関係を築いていくこともできるのです。

想像力が乏しいことによるデメリット

一方、想像力が乏しいと子どもにとってデメリットになると考えられます。
想像力がないと、ものごとを多角的に考えられないため、先入観にとらわれ柔軟性を欠いた意見しか出せない可能性もあります。問題の原因や解決法が幅広く発想できず、壁にぶつかりやすくなってしまうことも。
また、ものごとの変化を推測するのが苦手なため、思わぬケガや事故に巻き込まれる危険性が高くなるかもしれません。
対人面での問題も起こりがちに。他者の気持ちを想像できず、自分の思いを優先して行動してしまうと、無駄な衝突を生み相手も自分も傷つく、といったことになりかねません。
単純に、いろいろなことを思いつく子どもに対して引け目を感じ、自信をなくしてしまう場合もあります。

これらのデメリットをさけ、自分らしく力強く生きていくために、子どもには想像力豊かに育ってもらいたいものです。

【年齢層別】想像力の発達

子どもの想像力は、成長に従って少しずつ発達していきます。遊び方や友だちとの関係性をもとに、その発達段階をたどってみましょう。

  

2〜3歳

2歳ごろには比較的簡単なごっこ遊び、見立てあそびを楽しむようになります。大小のセットがあれば、親子に見立ててお買い物にいったり、保育園へ送り迎えをしたり。まだ自分の知っている世界が狭いので、身近なシチュエーションや人物を想像し、いつも体験していることをシンプルに再現することが多いでしょう。料理や掃除など大人のまねをしたがることもよくあります。
3歳ごろになると、友だちと関わりながら少しずつ遊べるようになりますが、最初は自己中心的。一緒に遊ぶ中で、徐々に友だちの気持ちも考えられるようになっていきます。

4〜6歳

ごっこ遊び、見立てあそびのシチュエーションがだんだんと複雑になり、さまざまなストーリーを考えて遊べるようになっていきます。あこがれのお姫様、かっこいいヒーローなどという人物設定のほか、「優しい子が悪者をやっつける」といった善悪が盛り込まれるなど、想像の翼は広がります。
そのシチュエーションを友だちとも共有し、仲よく遊ぶこともできるように。相手の気持ちも量りながら、折り合いをつけつつ遊べるようになります。
5,6歳ごろには過去の失敗や成功から次の行動を考えたり、先のことを想像して準備をしたり、といった姿も徐々に見られるようになります。

7〜12歳

学童期に入ると、知識や経験もぐんと増え、記憶力もアップ。それに従って想像力も格段に向上していきます。
過去や未来の時代を想像して物語を作ったり、ものごとの仕組みや成り立ちを推測したり、仮説を立て実験したりということができるように。
人の感情についても豊かに考えられるようになり、本や映画の登場人物に自分の感情を重ねて、喜んだり涙したり、ということもでてくるでしょう。自分の気持ちだけでわがままに動く、ということは少なくなり、家族や友だちの感情を推し量って適切な言動を取ることができるようになっていきます。

このように想像力は少しずつ育っていくわけですが、家庭での取り組みによっては、さらに豊かな想像力をはぐくんでいくことができるでしょう。
次に、幼児期に取り組みたい想像力を鍛える遊び方を紹介します。

 

想像力を鍛える遊び方6選

子どもを想像力豊かに育てたいのであれば、日頃の遊びで想像力を使うことを意識しましょう。幼児におすすめの遊びを6つに絞って紹介します。

絵本を読む、読み聞かせをたくさんする

まずは、絵本を読むこと。絵本はさまざまなストーリーがあり、現実とは違う世界を簡単に体験できます。親が子どもに読み聞かせてあげて、一緒に楽しむことで、子どももその世界に没頭することができるでしょう。
想像力というと、ファンタジーなどの物語を思い浮かべるかもしれませんが、どんなジャンルでも子どもの想像力は刺激されます。図鑑ややさしい科学の本なども、「どうしてこうなるのだろう」「じゃあ、これはどうなのだろう」など、ものごとへの興味・関心を高めてくれます。子どもの好きなジャンルも考えつつ、多彩な本に触れさせてあげるといいでしょう。
読み終わったあと親子で感想を言い合ったり、「〇〇くんがこの子だったらどうする?」など質問をしたりするのも想像するきっかけになります。

「ごっこ遊び」をする

シチュエーションやストーリーを考えて遊ぶ「ごっこ遊び」は、想像力を高める代表的なもの。男の子なら乗り物の運転手やヒーローになって戦う、などのごっこ遊びが多いのではないでしょうか。女の子ならお母さんと子どもなど身近なシチュエーションやプリンセスといったあこがれの存在を想定して楽しんでいますね。
基本的に、子どもの自由な発想を邪魔しないように遊ばせてあげましょう。「そんなことあるわけない」など大人が茶々を入れないように注意を。一緒に遊んであげているときには、「ヒーローはどうしてそんなに強いの?」「ウサギちゃんのおうちはどんなおうちかな?」など、子どもがさらに世界を広げられるように質問してあげるといいでしょう。
成長するにつれ、友だち同士でのごっこ遊びも増えていきます。自分の考えた設定を相手に説明し、相手の言動にも合わせながら遊ぶことで、人の気持ちを想像することも学んでいきます。

色や音など五感を刺激する体験をさせる

視覚、聴覚、触覚などからの新しい情報は、想像力を膨らませる刺激となります。音楽を聞く、料理でいろいろな野菜に触れる、など、五感を刺激する機会を持ちましょう。
そのほか地域の演奏会に連れて行く、楽器に触れる機会を持たせる、また公園の木に触れて木登りをする、草花を摘む、家事を手伝ってもらうなど、できるだけ多くの体験ができるようにしてあげるといいですね。

お絵描きや粘土、工作などで遊ばせる

何かの作品を作ることは、子どもの想像力をかきたてます。紙に絵を描く、粘土で造形する、空き箱などを使って工作をする、など、手を動かして作る時間を持てるようにしてあげましょう。思い立ったときにいつでも取り組めるよう、材料を手の届くところにそろえておいてあげるとベストです。
粘土やお絵描きの道具は100円均一ショップなどでも多彩にそろいますし、お菓子の箱やトイレットペーパーの芯、古着のボタンなど、子どもは何でも工作に活かすことができます。ものを捨てる前に、工作に使えないかをチェックするようにしておけば、負担なくいろいろな材料を用意してあげることができます。
完成した作品については、子どもがどんなことを考えて作ったのか話を聞いて、その考えのおもしろさを共有しましょう。

海や山など、たくさんの自然に触れさせる

自然に触れて遊ぶのもおすすめです。特に自然とは離れた環境で住んでいるのであれば、休日は山や海、川などに出かけて、ゆったりした時間の中で過ごしてみましょう。
緑深い木々や、虫・魚・鳥など多彩な生き物、ダイナミックな海や川。スケールの大きな環境の中で普段見たことのないものに触れて過ごす体験は、子どもの豊かな体験となるとともに、新たな発想のタネをまいてくれるでしょう。

知的刺激が味わえる場所に連れていく

博物館や動物園、科学館やプラネタリウムなど、知的刺激が与えられる施設に出かけてみるのも、子どもの好奇心や想像力を高めるのにうってつけです。子ども向けの体験型の施設もたくさんありますね。
訪れた際は、子どもの興味に合わせて自由に見せてあげましょう。親としては、「せっかく連れていくのだからあれもこれも見せたい」と思うかもしれませんが、勉強の場として強制すると楽しくなくなってしまいます。
子どもが何かに興味を示したら、満足いくまで付き合ってあげましょう。親は一緒に解説を読んだり、補足で説明してあげたり、さらに知的好奇心が深まるようにサポートを。
事前にパソコンなどで展示内容を一緒に確認して、当日への期待を高めておくのもおすすめです。

 

想像力豊かな子に育むために親が心掛けるポイント5

紹介した遊びや体験に加えて、子どもにもっとも近い存在である親の接し方も、想像力を高めるポイントとなります。日頃からどのようなことを心掛ければいいのか、5つの項目で解説します。

想像したことをアウトプットする機会を作ってあげる

お絵描きや工作など、子どもの表現遊びが十分にできる状況を作ってあげることはもちろん、考えたこと、思いついたことを子どもが話し始めたら、しっかり聞いてあげるようにしましょう。
また、自宅や園で作成した作品は、一緒に見て子どもの意図を聞いてあげるといいでしょう。「これは何を作ったの?」「どうしてこの色にしたの?」などたずねると、改めて子どもの発想が膨らんできます。

想像を膨らませるゆとりを持たせる

習い事や勉強などで子どものスケジュールをいっぱいにしていないでしょうか。幼児期は、何にも縛られず自由に過ごせる時間を十分に持たせてあげることが必要です。
子どもがぼんやりしているように見えると心配になるかもしれませんが、脳がリラックスしている状態で、さまざまなことを考えたりひらめいたりしているのです。
干渉しすぎず、子どもの思うままに過ごさせるようにしましょう。

子どもの自由なイメージを否定せず、受け止める

子どもの想像は、ときにつたなかったり脈絡のないものに感じられたりします。しかし、「それって変でしょう」「こういう方がいいわよ」と否定するのはNG。それが続くと、親の顔色をうかがって、親の好みそうなものしか考えなくなっていきます。
子どもの作る物語や作品にたいしては否定せず丸ごと受け入れること。しかし、おもしろく感じないのに無理に「おもしろいね!」などという必要はありません。「〇〇という考えで作ったんだね」「これはこういうことだったんだね」と、子どもの発想を笑顔で受け止めてあげるだけでもいいのです。

多くの人と触れ合う機会を作る

人の感情を想像し、上手にコミュニケーションが取れるようになるには、なるべくたくさんの人と触れ合うことが大切。家庭でばかり過ごすのではなく、友だちと遊べるように機会を設けてあげましょう。
地域の行事に参加する、親の友人宅に一緒に連れていくなど、幅広い年齢層と会って話す機会を持つと、より人付き合いに慣れていくことができます。
集団で行う習い事もひとつの機会。子どもの興味に合わせて、スポーツや音楽などのレッスンに通わせてみるのもよい経験になります。

親自身がゆったり想像できる状態にする

親の心に余裕がないと、子どもの想像に対して適当に流してしまったり、子どもが自由に発想するのを待てなかったりすることも。
まずは親自身が心にゆとりを持てるよう、適宜リフレッシュすること。そうすれば、子どもの想像力の育ちを積極的にサポートしていくことができるでしょう。

 

まとめ

社会のさまざまな場面で役立つ想像力は幼児期から育んでおくことが大切

想像力は、新たなアイデアや問題の解決策を生み出すもとになる力であり、人と良好な関係を結ぶためにも欠かせないもの。つまり、社会に出てからも求められる力といえます。
だれにでも想像力はありますが、幼児期から伸ばしていくように意識していけば、将来的により豊かな発想や人間性を身につけることができるでしょう。

想像力は長い目で見守りながら育もう

「うちの子はあまり想像力がないのでは」と不安に思っているお父さん、お母さんもいるかもしれません。でも、子ども一人ひとりで成長のスピードは異なり、それは想像力においても同様です。
子どもの個性を大切に、興味・関心の持てることをたくさんさせてあげましょう。夢中になって遊び、取り組んでいれば、ひとりでに想像力は膨らんでいくはず。親は、それを信じて見守ってあげてくださいね。

 

逸見理代表
【執筆者】逸見 宙偉子 (へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。
逸見代表
【執筆者】逸見 宙偉子(へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。

 

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