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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】子どもをプラス思考な子に育てるには? 親として実践すべきことについて徹底解説!

子どもをプラス思考な子に育てるには

さまざまな壁が立ちはだかる人生。そんなときに「プラス思考」で前向きに考えられるか、それともマイナス思考に陥ってしまうかで、人の生きやすさは変わってくるもの。人生をポジティブに歩むためには、「プラス思考」は重要と言えます。
プラス思考の土台を築くのは、7歳までの幼児期。親はどのように子どものプラス思考をはぐくめばいいのか、具体的に解説します。

「プラス思考」とは?

家族や知り合いに対して、「あの人はプラス思考だな」と感じことがあるでしょう。では、プラス思考とはいったいどういうことなのか、マイナス思考との違いも踏まえてみていきましょう。

そもそも「プラス思考」って? マイナス思考との違いは?

「プラス思考」とは、言葉のとおりものごとをプラスの方向に考える、ということです。それが顕著になるのが、自分にとって困難な状況や試練に向かい合ったとき。プラス思考の人は、「何とかなる」「きっとうまくいくだろう」と前向きな考え方ができるのです。たとえ失敗したとしても心折れず、「そんなこともある」「次に向けてがんばろう」と気持ちを上手に切り替えることができます。プラス思考の人はいつも笑顔で明るく積極的。そばにいると、自然と明るい気持ちにさせられるような人です。
一方、同じような状況になったとき、「きっと失敗する」「私にはできない」「自信がない…」と悲観的になってしまうのが「マイナス思考」の人です。人には自分を守ろうとする本能があり、マイナス思考の不安やおそれ、慎重さはいってみれば自然のこと。しかし、それが行き過ぎてしまう、ネガティブなとらえ方が習慣になってしまうと問題です。新しいことへの挑戦を避けているため経験や知識を積み重ねにくく、さらに自信をうしない、自己否定に陥る、という悪循環にもなりかねません。

プラス思考は生まれつき?幼児期の影響は?

親であれば、「わが子にはぜひプラス思考を身につけてほしい」と考えるでしょう。
では、プラス思考は「生まれつき」の特性なのでしょうか。もちろん、両親から受け継いだ性質もあるでしょう。しかし、成長過程で身につけていく部分も少なくない、と考えられています。
特に幼児期は重要な時期。幼いころに醸成された思考の型は、その後の人生の考え方の基盤になっていきます。「ポジティブ心理学」を提唱したアメリカ人の心理学者、マーティン・セリグマンは、7歳ごろまでに身につけた「楽観的」「悲観的」の考え方のスタイルは40歳を超えても変化しないという研究結果を報告しています。
ぜひ、子どもには幼児期にプラス思考を身につけさせたいですね。

子どもは親の背中を見て育つ

子どもの思考に最も影響を与えるのは、そう、パパとママです。親がものごとにどう対処しているかを子どもは実によく見ているもの。そして、それをモデルとして自分の考え方に取り入れていくのです。
人間関係や仕事などについて、ついネガティブな発言や消極的な態度を取っていないでしょうか。思い当たることがあれば、いつの間にか子どもにも影響しているかもしれません。
「わが子はプラス思考ができる子に」と願うのであれば、まずは、親が前向きな考え方と発言を心掛けるようにしましょう。

 

プラス思考な子に育てるために親が実践すべき5つのポイント

子どもにプラス思考を身につけてもらうには、親の日頃の接し方や態度が大切です。特に幼児期に取り入れたい5つのポイントを紹介します。

子どもの「挑戦」を応援する

自我が芽生え、育っていく幼児期は、なんでも自分でやりたがる時期。大人がやっていること、友だちがやっていることはなんでもマネしてみたいのです。
大人からしたら「無理だろう」と思うこともあるでしょう。身の危険があることや他人に迷惑をかけるようなことは止めるべきですが、そうでなければなるべくやらせてあげることが大切です。
身支度、家事、遊びなどできないことも多いでしょうが、「自分でやってみた」という経験は得られます。そして、自分なりに工夫してできた時の達成感はひとしお。
そうした経験を積み重ねることで自信をつけ、「トライしてみよう」「やればできる」という前向きな考え方が膨らんでいきます。

子どもの考えを前向きに受け止める

幼い子どもはときに、大人が思いもよらないような考え方や発言をすることも。そんなとき、「何を言っているの」「そんなことあるわけないでしょう」といった否定的な返事をしてしまうと、子どもの自信や自由な発想を奪ってしまいかねません。
「おもしろい考えだね」「そんなことができたらいいよね」と、まずは前向きに受け止めましょう。実現不可能と思われることであっても、「どうしたらできるのかな?」と自分で一度考えさせて。そうすることで、子どもの思考を止めずに発展的な考えをはぐくんでいけるでしょう。

マイナスな発言・思考はプラスに転換してあげる

子どものマイナスな発言に対しては、プラスに転換できるような返答を心掛けて。例えば、「~くんが意地悪をした」と友だちのグチをこぼしたとき、「~くんってイヤな子ね!」と同調してはモヤモヤした気持ちをあおってしまうことに。そうではなく、「~くんも理由があったのかもね。なにか思い当たることはある?」と多角的に考えさせたり、「~くんはお友だちとの接し方の練習中なんだよ」と伝えたりすることで、ポジティブな対人関係を結べるように導いていきましょう。
「自分はできっこない」「自信がない」と子どもがマイナス思考になっていると、親としてはもどかしいもの。でも、まずその気持ちを受け止め、そのうえで「ママはあなたならできると思う。失敗しても大丈夫」と励ます、「慎重に考えられているね。じゃあ、どうしたらできるかな」と強みを伝えて自分なりの解決法を考えさせるなど、気持ちがプラスに向くようにしてあげるといいですね。このとき、決してせかしたり怒ったりしないことが大切です。

  

子どもの苦手分野を決めつけない

たとえば運動が得意ではないママが、子どもが少し走るのが遅いだけで「やっぱり〇〇くんもママに似て運動は苦手だね」と決めつけた発言をしてしまうことがあります。
親は自分の経験から、「わが子もやっぱりできない」と考えがちに。運動だけではなく、「人見知りだね」「お歌が上手じゃないね」「お野菜は嫌いだよね」と、子どもの苦手分野を決めつけてしまう発言をしていないでしょうか。
そうした発言は、子どもに「ぼくは~できない」「わたしは~が苦手」という意識を植え付けてしまいます。すると、その分野にはトライせずに消極的になってしまうことも。
自分の子どもであっても、別の人間です。親とは異なる能力や特性を備えているかもしれません。これから伸びるかもしれない可能性の芽を、摘んでしまう発言は避けましょう。
子どもがうまくできないことがあれば、「ママも走るのは苦手だけど、いっしょに練習しよう!」「少しずつお友だちや先生と仲よくしていこうね。そのうちできるようになるよ」など、「まだ成長段階である」「努力してできるようになろう」という意図を伝えるようにしましょう。

目標を見つけられる機会を持つ

吸収力が高く、バイアスにとらわれていない幼児は、「すごい!」「自分もやりたい!」と感じれば、大きな行動力を発揮するもの。親は、自らがモデルになるとともに、家庭外でも子どもの心に刺激を与える出会いを積極的に作っていきましょう。
習い事などで上級者の技を見る、素晴らしい先生と触れ合う、といったこともいいでしょう。演劇の舞台や演奏会、スポーツ戦などでプロフェッショナルを間近にするのも刺激になります。もっと身近なことでいうと、年上も含めてさまざまな子どもと遊ばせる、子どもが興味のある分野のプロの本や動画を見せるなどもいいですね。
子どもの中で、「自分もできるのでは」「チャレンジしてみよう」という目標ができれば、自ら前向きに取り組んでいけるはずです。

 

まとめ

親がポジティブな思考を持つことが大前提

プラス思考は、勉強と異なり教科書で教えられるものではありません。子どもの資質と、身近なモデル、つまり親の模倣から成り立っていきます。
親ができることは、まず自分がポジティブな考え方をすること。自分を卑下しない、人の言動を悪くとらえすぎない、悪いことがあったとしても、「いつまでも続かない。きっといいことがある」と信じて次に進んでいく。
そんな態度や発言に触れて、「こういう時はこう考えたらいいんだ」と、子どもはマネをするようになっていきます。

子どものプラス思考を育むチャンスは、日々のコミュニケーションの中に

登下校や食事中、お風呂での何気ない会話が、プラス思考をはぐくむチャンスです。グチや不満はなるべく夫婦間だけにとどめ、子どもの前では今日あった楽しいこと、よかったことなど前向きな話題を心がけましょう。
子どもの思いを聞くためにたくさん話しかけ、子どもも発言できるようにしてあげます。適当に返事をするのではなく、小さな心が何を感じているのか注意深く耳を傾けて。不安や悲しみ、不満をキャッチしたら、愛情のあるプラスの言葉にして返してあげましょう。
そして、「あなたなら大丈夫。パパ、ママはあなたを信じていつも応援しているよ」というメッセージを、日頃からしっかり伝えてあげることが大切です。

 

逸見理代表
【執筆者】逸見 宙偉子 (へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。
逸見代表
【執筆者】逸見 宙偉子(へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。

 

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