右脳開発でお子様の才能を開花
2015年9月6日:「第3回Pre-MEP」を開催しました
2015年9月6日(日)に2015年度3回目のPre-MEPが行われました。今回はそのPre-MEPの内容を伝えていきます。
公式ではない本物の基礎を教える算数プログラム
今回の算数の授業では、面積と時についての問題を主に行いました。
始めに行った面積の問題では面積の公式は使わず、面積定規と呼ばれる1cm四方に切られた物を見せ「この大きさの面積定規1枚が1平方センチメートルだよ」という根幹の部分だけを教え、それを図形の中に何枚並べられるかで面積が測れることを学びました。
それから面積定規を一人一人に配り、図形の上に置いて実際に面積を調べる取り組みをしました。
その中で、様々な気付きや発見が生まれ、1年生が自分達で四角形の面積を求める公式(縦×横)を並べながら発見したり、凹凸のある複雑な形の面積であっても難なく答えることができるようになったりしていきました。
また、2年生では三角形・平行四辺形・台形・ひし形等の正方形の面積定規でははみ出してしまい測れないような形であっても、移動や回転を行うことで形を変え面積を求められることを学びました。
また、大人ではなかなか発想できないような面積の求め方も次々と飛び出し、考えることの楽しさや本質を学んでいるようでした。
また、時の問題では、2年生は複雑な時間の計算を行い、1年生は実際の時計を使用しながら時間の概念を学習しました。
その中で中学入試に出るような難問を行いますが、これも計算ではなく実物を使用する事で多くの生徒が解く事が出来るようになっています。
そういった様々な取り組みや問題を通し、時間に関する知識を深めていきました。
勉強と共に人間力を育む国語
国語の授業では、まずは理事長に合わせながら、全員で課題の物語を感情を込めながら朗読しました。文章の持つ深い内容に触れ、それぞれの生徒がそれぞれの感性で感じたことを発表し、問題を解いていきました。
その中で課題図書の中に込められている人間学と繋がる道徳的な部分や、心の持ち方等の指導も行っていきます。
また、1、2年生では習わないような漢字やことわざの問題も解きました。難しい問題にもひるまずに挑戦し、楽しそうに解いている姿が印象的でした。
また、呻吟語という中国古典の学習も行いました。
これは大人でも理解が難しい内容ではありますが、あえてその内容に触れさせることで潜在意識にその文章を落とし込み、心の教育につなげます。
前回行った呻吟語を前に出て暗唱する生徒もおり、長く難しい文章を堂々と発表していました。多くの生徒が発表を行っており、その記憶力や学習能力の高さを見せてくれました。
日常生活からも興味を引き出させる理科実験
理科実験では、本格的な実験器具を使っての実験を行いました。
1年生は、様々な水溶液をリトマス紙や薬剤に付けて色の変化を調べたり、その結果から分かる水溶液の性質を調べたりしました。
この水溶液も日常的なもの(食塩水・炭酸水・ホウ酸水・重曹水など)を多く使用しており、子どもの視野を広げていきます。
2年生は、物の燃焼実験を行いました。
普段は行わないような酸素や二酸化炭素を発生させる方法を学び、その気体を集気ビンに集め、それぞれの空気の中で火の燃え方はどう変化するのかといった、物の燃焼に必要な条件や気体を調べ学んでいきましました。
最初から理屈を教えることは敢えてせずに、実験を通して何故こうなるのかといった理由を考えさせ、自分たちで調べさせていきます。
こうすることによって、理科に対する興味はもちろんの事、生徒一人一人の好奇心を引き出していきます。
2015年度第4回目のPre-MEPは11月開催
今回で第3回目となり、生徒もだんだんと場に慣れてきており、のびのびと授業を受けている様子が見られてきています。
Pre-MEPやMEPでは科目本来が持つ楽しさを伝えていくことを目的としており、出来ることよりも考えることを主眼に置き、長い目で生徒の成長を見守っていきます。
1~2年生という学力の基礎を作る大切なこの時期に、HEGLのPre-MEPで勉強における本物の基礎を学んでみてはいかがでしょうか?
次回は11月15日(日)に4回目のPre-MEPが開催されます。途中からの参加や授業の体験等もできますので、お気軽にお問い合わせください。