右脳開発でお子様の才能を開花
2022年9月11日:「第3回Pre-MEP」を開催しました
2022年9月11日(日)に第3回Pre-MEPが開催されました。
Pre-MEPⅠ,Ⅱの生徒とも難易度が上がった問題に悪戦苦闘しながら挑戦していました。それでもめげずに考え、考え続け、答えを導きだしていきます。より多くの考えを習得し、より大きく成長しました。
今回はPre-MEPⅠに焦点を当ててお話ししていきます。
国語
まずは国語です。毎回の授業で課題図書があり、今回は「黒い人と赤いそり」を行いました。小川未明さんの有名な作品のひとつです。理事長先生が「読んできた人!」と聞くとみんな手を挙げました。読み始めると大きな声で音読でき、長い文章をものともせず最後まで読み切ることができました。読み進める中でキーワードとなる言葉を拾い、どんな意味があるのか皆で辞書を広げて調べました。さすがPre-MEP生です。普段から辞書を引きなれていることもあり、すぐに見つける生徒が多くいました。わからない言葉をそのままにせず、辞書を使って調べる。そして調べたページには付箋を貼る。このことを繰り返すことで、辞書のすべてのページを調べた生徒も小学部にはいます。学ぶことが楽しくなると同時に語彙力が豊富になります。
そして、毎回目を引くのは呻吟語の発表です。呻吟語は中国の古典籍のひとつであり、成功哲学の古書でもあります。それを生徒達は暗唱してくるのです。奥が深く、古語が多い中完璧に暗唱する姿はまさに圧巻です。今回は全ての暗唱課題をノーヒントですらすら言った生徒もいました。まさに感嘆の一言です。
理科
次は理科です。水溶液の性質についてで、まさに理科実験というような内容を取り扱いました。講師のユーモアある説明に生徒たちはニコニコ!実験の手順を楽しく学び、次に3~4名ずつに分かれて実験開始です。はじめはどの生徒も「僕がやる!」「私がやる!」と興奮していましたが、講師が「皆で協力してやろうね。」と声をかけると、「○○くんどうぞ。」と互いに譲りあって実験を行うことができました。紫キャベツ液を扱う場面では、においをかぐと生徒たちは大盛り上がりです。講師が紫キャベツ液のつくり方を説明していたので、ご家庭でも試してみてください。実験を進めていくと、カラフルな水溶液が出来上がりました。生徒達はその綺麗さにうっとり!その後講師のまとめの解説で、水溶液は酸性、中性、アルカリ性に分かれることを学びました。理科実験は楽しみながら学ぶことのできるものでPre-MEPでは毎回実験があります。これがPre-MEPのいいところでもあり、子どもたちの学びをさらに深めていきます。
算数
最後は算数。今回の算数も大変盛り上がりました。テーマは面積と時計です。面積を行うといっても、公式は教えません。それがPre-MEPです。公式を教えてもらって解くことはできると思います。それでは勉強の本当の部分を学ぶことはできません。考えること。これが何よりも重要なのです。自分で考えて答えに近づき、自分の力で導く。それをどう考えさせるかを指導するのがPre-MEPです。また時計の概念についても学んでいきました。皆さんは時間と時刻の違いは判りますか?時間は「何時から何時」というような時の流れの中の一定の間のことを示し、時刻というのは「何時何分」という明確な瞬間のことを示します。時計を生徒全員にプレゼントしました。その時計を実際に手に取り、何時何分かの問題に対して自分で時計を回し回答する。これも楽しみながら学ぶ一つの取り組みです。実際に行うからこそ記憶に残り、成長の心を育みます。これからの成長がますます楽しみです。
算数は忍耐です。考えて、考えて、考えて、考えて、答えに到達する。それが大切です。時間がかかってもいいので、自分で考える習慣をつけて、たくさん考えたことをほめてあげてください。きっと今よりも成長した姿になります。
今回のPre-MEPで子どもたちは一回りも、二回りも成長しました。一回一回の授業を通して勉学のみならず、みんなと一緒に学ぶことの大切さや、取り組む姿勢を生徒自身で感じ取れるようになる。そして子どもとして成長していくだけではなく、一人の人間として大きくなってもらいます。それがPre-MEPの根幹です。今まさに受講している方は勿論、これから受講を検討している方はいつでもPre-MEPの門戸をたたいてみてください。いつでもご案内いたします。
次回は11月6日です。体験も受け付けておりますので、皆様のお越しをお待ちしております。