右脳開発でお子様の才能を開花
2013年4月21日:「第1回Pre-MEP」を開催しました
今回は2013年度初めてのPre-MEPでした。
Pre-MEPは算数力を養成し、理科実験による科学的思考の芽を育て、国語と人間学の基礎を養うことを目的とした講座です。小学1年生を対象としたⅠと、2年生を対象としたⅡとから成ります。Pre-MEPⅠの生徒にとって初めてのPre-MEP。学校でやっている学習よりも難しい内容の勉強に戸惑いながらも、とても楽しく授業を受けている姿が印象的でした。
Pre-MEPⅡはⅠの応用となるため、問題の難易度も上がります。それでも果敢に挑戦しようとする前向きな姿勢が出てきたり、長時間の授業でも集中力が切れなかったりと、1年前に比べて大きな成長が見られました。
今回の算数では、ドット棒を使った計算や立体図形の勉強を行いました。
まずは数の概念をドット棒でしっかりとインプットしてから問題を解きました。また、立体の勉強では一人の生徒を大きな箱に閉じ込めてから、回転させ、中にいる生徒が前後左右どの向きに向いているかを考えたりしながら、立体の仕組みや回転について学びました。
その応用として、立体の展開図や上から見た形、正面から見た形など、小学校高学年で習うような立体図形についても、しっかりと学びました。
国語では、どんな文章であっても内容を読み取れる力を養う事を目的に、内容が深くそして難しい課題図書を、理事長に合わせて全員で大きな声で音読しました。その後、一つ一つ解説を加え、それぞれに感じた事を書いたり発表したりしました。今まで触れたことの無いような文章であっても、それぞれに感じたことを発表し、少しでも理解を深めようと必死に取り組んでいました。
また、漢字やことわざの勉強も行いましたが、少し上の学年の内容でも楽しくすんなり頭に入っているようでした。
Ⅱでは前の授業で行った呻吟語を覚えてみんなの前で暗唱する生徒もおり、発表する方はもちろんの事、それを聞く方もとても真剣に聞いていました。
理科実験では、電気回路を組み立てて豆電球を光らせる実験を行いました。初めて使う実験道具も多くある中、全員が豆電球を光らせることができました。普段は当たり前のように使っている電気も、1から自分達で作業を行う事で、豆電球が点灯した時には、多くのグループから感動と喜びの声が上がりました。
また、あまり触れたことのないようなLED等にも触れ、スタッフで入っていた先生からも感動の声が上がるほど印象深い実験でした。最後には、今回やった実験の回路をしっかりとスケッチする事で、電気回路の仕組みについての知識を深めました。
新しい学年になり、初めてのPre-MEPでしたが、一日での子ども達の成長は大きく、はじめは嫌がっていた生徒でも、早く次を受けたいという言葉が聞けるくらいになりました。
また次回もこういった大きな成果が出せるよう、充実した内容にしていきたいと思います。