右脳開発でお子様の才能を開花
2013年9月1日:「第3回Pre-MEP」を開催しました
本日、2013年度3回目となるPre-MEPを開講いたしました。
今回の算数では面積と時計の問題を主に行いました。
面積の問題では面積の公式は使わず、1cm四方に切られた面積定規をみせ「これが1平方センチメートルだよ」ということだけを教え、それを何枚並べられるかで面積が測れることを示しました。それから面積定規を一人一人に配り、図形の上に置いて面積を調べる取り組みをしました。その中で、様々な気付きや発見が生まれ、自分達で面積の公式を発見したり、複雑な形の面積であっても難なく答えることができるようになっていきました。
時計の問題では、2年生は複雑な時間の計算を行い、1年生は実際の時計を使用しながら中学受験の問題を解きました。そういった中で時間に関する知識を深めていきました。
国語では、まずは理事長に合わせながら、全員で課題の物語を感情を込めながら読みました。文章の持つ深い内容に触れ、それぞれの生徒がそれぞれの感性で感じたことを発表し、問題を解いていきました。また、1、2年生では習わないような漢字やことわざの問題も解きました。難しい問題にもひるまず、果敢に挑戦し、楽しそうに解いている姿が印象的でした。
呻吟語という中国古典の学習も行いました。大人でも理解が難しい内容ではありますが、あえてその内容に触れさせることで、心の教育につなげます。前回行った呻吟語を前に出て暗唱する生徒もおり、長く難しい文章を堂々と発表していました。
理科では、本格的な器具を使って実験を行いました。
1年生は、様々な水溶液をリトマス紙や薬剤に付けて色の変化を調べたり、その結果から分かる水溶液の性質を調べたりしました。
2年生は、物の燃焼実験を行いました。酸素や二酸化炭素を発生させて集気ビンに集める方法を学んだり、集めた気体の中で線香の火の燃え方はどう変化するのかといった、物の燃焼に必要な条件や気体を調べたりしました。
理屈を教えることはせず、理科実験を通して何故こうなるのかといった理由を考えさせ、自分たちで調べさせていきます。こうすることによって、理科に対する興味はもちろんの事、生徒一人一人の好奇心を引き出していくのです。
トータル6時間もの長い授業内容にも関わらず、1、2年生の生徒が一生懸命自分なりに集中し、楽しみながら勉強に取り組んでいる姿がとても印象的でした。