右脳開発でお子様の才能を開花
2013年11月17日:「第4回Pre-MEP」を開催しました
2013年度4回目となるPre-MEPを開催しました。
今回の算数では、体積と分数について勉強しました。体積の勉強では、体積定規(一辺1cmの立方体をいくつも組み合わせたもの)を使用し、様々な箱や容器の体積を求めました。前回の面積同様、基本的に公式等は使わず、体積定規が箱の中にいくつ入るかで体積を調べました。その過程で、生徒自身で法則性を見つけ、体積の公式を発見する生徒も出てきました。
他にも、1年生対象であるPre-MEPⅠでは、不定形な大きさの石を満杯に水が入った容器に沈め、あふれた水を利用して体積を測ったり、2年生対象であるPre-MEPⅡでは、水の単位(リットル)と体積の関係について勉強しました。
分数の勉強では、Pre-MEPⅠでは分数定規を使い、1/2~1/10までの分数の大きさを目で確認し、各自が気付いた事を発表したりしながら、分数の概念を学びました。Pre-MEPⅡでは、1/2や1/3の量を図に書き込みながら、簡単な通分を使った分数の足し算や、分数を使って長さを求める応用問題等、高学年で勉強する計算を行いました。
国語では、ひとつの物語を理事長と一緒に全員で感情を込めて読みました。それぞれの子どもが、それぞれの捉え方で話の深いところまで読み進め、問題を解いていきました。
また、受験などの国語の問題を解く上で必要となってくる高度な文章の書き方や、文章の読み取り方の知識の育成も少しずつですが行いました。漢字やことわざについても、高学年で習うようなことを、楽しみながら、学んでいきました。読みだけであれば4年生以上のレベルの漢字も出題しましたが、誰も嫌がらず真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。また、音楽を聴いてそれをどう感じたかを皆で書いてみたり、呻吟語をみんなの前で発表したりもしました。長い文章でもスラスラとそして堂々と発表している姿は、とても、1、2年生とは思えませんでした。
理科実験では、1年生はろ過実験を行いました。炭素が溶けた黒い液体が、ろ紙を通すことで透明になる所を見て、至るところから不思議そうな声が挙がっていました。
2年生では燃焼の実験を行い、空気を通す穴をどこにあけるかで物の燃え方がどう変わっていくのかを、実際に見ることで、物が燃える時に必要な条件等を勉強しました。実験をすることで新たな発見があったり、興味が沸き出てくる事も多くあったようです。
長い授業時間に加え、高学年で行うような勉強も含まれている中でもしっかりと集中し、楽しみながら勉強に取り組んでいる姿がとても印象的な一日でした。