右脳開発でお子様の才能を開花
2013年11月24日:「マンスリーMEP vol.10」を開催しました
マンスリーMEPにはアネックス(3年生)、ベーシック(4年生)、アドバンス(5年生)、エクセレンス(6年生)の全4コースがあり、それぞれのコースに合わせて国・数・社・理と人間学の授業を行います。
第10回目となる今回も、アネックスの授業の様子をご紹介します。
今回の理科の授業では、「落下運動」と「運動量保存の法則」をテーマとした実験を行いました。
大きさが同じだけれど重さの異なる球を同じ高さから落とした時、どちらが速く落ちるでしょう? この質問を子どもたちにすると、多くの子が「重い方が速く落ちる」と答えました。結果を教えずに実験をしたところ、ほぼ同時に落ちる球を見て、実験が失敗したと思った子が多くいました。自分が考える常識と実際の現象との違いに気付く、良い経験になったようです。
「運動量保存の法則」の実験では、レール上に金属球を3~4個並べ、そこに金属球を1~2個ぶつけ、どの様な動きをするかを確かめました。小学校3年生がこれらの実験の原理(本質)を理解するのは困難だと思いますが、自分の手で実験し、その結果を自分の目で確かめた経験は、将来役に立つことでしょう。
今回の算数の授業は、山下先生と北条先生の二本立てでした。
先ずは山下先生の授業です。算数が出来る子になるための三つの格言を交えつつ進められた数の性質の話。子どもたちは皆、真剣に聞き入っていました。小5レベルの問題を通して、暗記ではなく考えることで難しい問題を解くことができることを示しました。
北条先生は、「速さ」「時間」「距離」の関係を考える授業を展開しました。学校では(速さ)×(時間)=(距離)・・・という公式を覚えて解くことを教えられたかと思いますが、そうではなく、それぞれの関係性をきちんと捉え、考えて解くことを教えました。また今回も、一見難しそうな式であっても、数式を分解することで暗算で解けてしまうことを示しました。
お昼を挟み、社会の授業が始まりました。
今回は、都道府県の復習をするとともに、九州地方と中国・四国地方の県庁所在地について勉強しました。社会の教科書は子どもたちが楽しく勉強できるよう、色々と工夫を凝らしています。今回はクロスワードパズルなどもありました。レベルの高い勉強を楽しく考えながら出来るのは、マンスリーMEPの特徴の一つかもしれません。
最後は、理事長による人間学と国語の授業でした。
子どもたちはこれから大人になり、社会へと出て行きます。その時には、今よりもっとグローバル化した、つまり世界の色々な国々の人々と渡り合っていかなけらばならない世の中になっていることでしょう。そのためには、今からしっかりと世界に目を向ける(具体的には“英語”に早くから取り組む)ことと、良いライバルを見つけ、競争する事の大切さについてお話ししました。
国語の授業では前回に引き続き、論説文の解説を行いました。“順序立てて説明することで、納得できない事をも納得させる”のが論説文です。そのためにどう構成されているのかを、『道は生きている』という教本を通して学びました。最後に、算数と漢字の大切さをきっちりと伝え、本日のマンスリーMEPは終了しました。
マンスリーMEPも残すところ後2回。風邪など引かず、最後まで元気に参加してください。