右脳開発でお子様の才能を開花
2016年11月27日:「第4回Pre-MEP」を開催しました
2016年11月27日(日)に2016年度4回目のPre-MEPが行われました。
今回はその内容をお伝えします。
公式ではない本物の基礎を教え、教わるより発見させることを主とした算数プログラム
今回の算数では、体積と分数について主に勉強しました。
体積の勉強では、体積定規(一辺が1cmの立方体)を使用し、
それらがいくつあるかで体積が測れるという事だけを教え、
その後、様々な箱や容器の体積を求めました。
以前行った面積同様、基本的に公式等は一切使わず、
体積定規が箱の中にいくつ入るかで体積を調べました。
その過程で、生徒自身で法則性を見つけ、
体積の公式を発見する生徒も出てきました。
他にも、Pre-MEPⅠでは不定形な大きさの石の体積を測る方法をみんなで考えた後、
満杯に水が入った容器に沈め、あふれた水を利用して体積を測りました。
Pre-MEPⅡでは水の単位(リットル)と体積の関係についても勉強し、
体積に関する理解を深めました。
分数の勉強では、Pre-MEPⅠでは分数定規といったものを使い、
1/2~1/10までの分数の大きさを目で確認し、各自が気付いた事を発表していきました、
一見何気ない分数の表を眺めているだけなのにも関わらず、その中から生徒が多くの発見をし、
約分や通分といった分数の概念等も自然と学んでいき、
高学年で苦戦しやすい分野をこの学年から得意にしていきます。
Pre-MEPⅡでは、Iで勉強したことを活かしながら
1/2や1/3の量を図に書き込みながら分数を学びます。
その中で、高学年で行う通分が必須の分数の足し算でも多くの生徒が、
イメージを使いながら楽に解くことが出来るようになりました。
また、分数を使って長さを求める応用問題等、高学年で行うようなことの基礎も行いました。
勉強と共に人間力を育む国語
国語では、ひとつの物語を理事長と一緒に全員で感情を込めて読みました。
それぞれの子どもが、それぞれの捉え方で話の深いところまで読み進め、問題を解いていきました。
その中で課題図書の中に込められている、生きていくうえで勉強以上に大切な人間学や
道徳的な部分も合わせ心の指導も行っていきます。
また、受験などの国語の問題を解く上で必要となってくる高度な文章の書き方や、
文章の読み取り方の知識の育成も少しずつですが行いました。
漢字やことわざについても、高学年で習うようなことを、楽しみながら、学んでいきました。
読みだけであれば4年生以上のレベルの漢字も出題しましたが、
誰も嫌がらず真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。
また、自宅で覚えてきた呻吟語の発表も行い、
長い文章でもスラスラとそして堂々と発表している姿は、
とても、1、2年生とは思えませんでした。
高度な実験を行い知識への探究心を引き出させる理科実験
理科実験では、1年生はろ過実験を行いました。
実際に、ろ紙などを使っていろいろなものをろ過していきます。
細かいものが溶けているジュースなどの色がついたものは
そのままの色でろ紙を透過するのに対して、炭素などの大きいものが溶けた液体では、
黒い液体がろ紙を通すことで透明になる所を見て、
至るところから不思議そうな声が挙がっていました。
そういった不思議と思う気持ちや疑問から知識への探求が始まっていきます。
2年生は燃焼の実験を行いました。ろうそくを筒の中で燃やし、
空気を通す穴を開ける事によって、ろうそくが消えたり燃え続けたりしますが、
穴を開ける場所によっても、ろうそくの燃え方が大きく変化し、
その中から、物が燃える時に必要な物や条件などを学んでいきました。
こういった、普段行わないような実験をすることで新たな発見があったり、
興味が沸き出てきたりする事も多くあったようです。
2016年度第5回目のPre-MEPは2016年1月開催
今回で第4回目となり、生徒もだんだんと場に慣れてきており、
のびのびと授業を受けている様子が見られてきています。
長い授業時間に加え、高学年で行うような勉強も含まれている中でもしっかりと集中し、
楽しみながら勉強に取り組んでいる姿がとても印象的な一日となりました。
右脳の器を大きくするために左脳の器を大きくすることは必須です。
MEPは通常の勉強法と違い、右脳を伸ばすための左脳のプログラムです。
ぜひご参加下さい。
次回は2016年の1月に5回目のPre-MEPが開催されます。
途中からの参加や授業の体験等もできますので、お気軽にお問い合わせください。