右脳開発でお子様の才能を開花
2020年6月14日:「第1回Pre-MEP」を開催しました
2020年6月14日(日)に、2020年度初めてのPre-MEPが開催されました
Pre-MEPは普段HEGLが行っている右脳の授業とは異なり、左脳的な授業を行います。
主に算数の授業では論理的思考力や仮設思考力を養成し、国語では文章読解力はもちろんの事、人間学の基礎的な考えを養うこと、理科実験による科学的な思考の芽を育て、生徒の好奇心を育てていく事等を目的としています。
小学1年生を対象としたPre-MEPⅠと、2年生を対象としたPre-MEPⅡから成り、Pre-MEPⅠの生徒にとって初めてのPre-MEPとなります。学校でやっている学習よりも難しい内容の勉強に戸惑いながらも、とても楽しく授業を受けている姿が印象的でした。
Pre-MEPⅡの生徒も今まで行っていたⅠの応用となるため、問題の難易度も上がります。それでも果敢に挑戦しようとする前向きな姿勢が出てきたり、長時間の授業でも集中力が切れなかったりと、1年前に比べて大きな成長が見られました。
今回の算数では、主に数の概念や立体図形の勉強を行いました。
まずはドット棒を学び、普段ではなかなか見ることのできない5万個もあるドット棒の量なども学び、数の概念を楽しみながらインプットしていました。
また、立体の勉強では一人の生徒が大きな箱の中に入り、回転させ、中にいる生徒が前後左右どの向きに向いているかを考えたりしながら、サイコロの仕組み回転について学びました。
また、その応用として立体の展開図や上から見た形、正面から見た形など、小学校高学年で習うような立体図形についても、しっかりと学びました。
国語では、どんな文章であっても内容を少しでも読み取れる力を養う事を目的に、内容が深くそして難しい課題図書を、理事長と一緒に全員で大きな声で音読しました。
その後、一つ一つ解説を加え、それぞれに感じた事を書いたり発表したりしました。今まで触れたことのないような文章であっても、それぞれに感じたことを発表し、少しでも理解を深めようと必死に取り組んでいました。また、漢字やことわざの勉強も行いましたが、少し上の学年の内容でも楽しくすんなり頭に入っているようでした。
Ⅱでは前の授業で行った呻吟語を覚えてみんなの前で暗唱する生徒もおり、発表する生徒たちはもちろんの事、それを聞く生徒もとても真剣に聞いていました。
理科実験では、電気回路を組み立てて豆電球を光らせる実験を行いました。
初めて使う実験道具も多くある中、戸惑いながらも、全員が豆電球を光らせることができました。普段は当たり前のように使っている電気も、1から自分達で作業を行う事で、豆電球が点灯した時には、多くの生徒から感動と喜びの声が上がりました。
また、Pre-MEPⅡでは、あまり触れたことのないようなLED等にも触れ、スタッフの先生方からも感動の声が上がるほど興味深い実験で、電気回路の仕組みについての知識を深めました。
新しい学年になり、初めてのPre-MEPでしたが、1日での子ども達の成長は大きく、始めは嫌がっていた生徒でも、早く次を受けたいという言葉が聞けるくらいになりました。
是非、毎回大きな成果が出せる充実できる内容にしていきたいと感じます。