右脳開発でお子様の才能を開花
3桁の足し算も暗算でできるほど算数が得意に!
ヘーグル生のご家族にインタビューをするコーナーです。日々の勉強のコツやちょっとした疑問や悩みなど、経験者であるお母様にお伺いしてみます。今回は、ご姉弟で小学部のクラスに通っているお母様にお話を伺いました。テレビで授業の様子が放送されたのをみて興味をもち、お子さん二人とも2歳半頃からヘーグルに通い始めたといいます。
私自身、プレ年長クラスに通う息子の課題をこなすだけでも手一杯。難しい問題にぶち当たると途端にやる気を失ってしまうので、本人のモチベーションを保つのに一苦労です。
お仕事から帰ってきて毎日2人のお子さんの勉強をみているといいます。普段、どうやってお子さんたちに勉強を教えているのか、その秘訣を伺いました。
夜7時から毎日1時間半の勉強タイム
通常の授業とは別にMEP(小学校で習う算数の単元を右脳レベルで感覚的に学ぶ講座)にも通っているので、MEPの宿題もこなしているといいます。
お母様:「平日は私も働いているので、帰ってきたらすぐにご飯とお風呂を夜7時までに完了させて、そこから1時間半ぐらいを勉強時間にしています。
小学部に通ってからはMEPのクラスにも通っていて、そちらは宿題がたくさん出るので後々大変にならないように、弟の方は副教材のプリントを早めに終わらせて、『ジュニア思考の算数※1』を年長のうちから進めるようにしました。
全部で30級まであって、1級が小6くらいのレベルなんですけど、弟は今12級ぐらいをやっています」。
※1)「ジュニア思考の算数」とは授業プリントとは別に家庭学習用に販売されているヘーグルのオリジナルの算数プリント。1級から30級まで全部で30冊ある。
年長の時点で小学校低学年ぐらいの算数をマスターしているという話を聞き、通常授業の宿題だけでめげそうになっている我が身を反省。
ごきょうだいの場合、どうやって2人同時に勉強を見ているのか気になり、聞いてみました。
お母様:「小3のお姉ちゃんの方は字が読めるので、わからないことがあったら聞いてね、と伝えて自分でやってもらっています。小1の弟の方は結構私が見てあげていますが、集中力があるので1〜2時間ぐらい没頭してプリントをやったりすることも多いです」。
苦手だったドット棒は毎日繰り返し教えた
お母様:「お姉ちゃんはドット棒が苦手だったので、理解させるのに苦労しました。プレ年長クラスだと3桁の足し算ができる子もたくさんいるのですが、うちの子は全然ついていけていなくて。授業の問題も2問ぐらいしか解けていなかったので、暫くは毎日ドット棒だけをひたすら繰り返しやるようにしたところ、今では算数が得意になりました」。
息子も数字の問題が苦手なこともあって、その話を聞いて勇気づけられました。教えて方のコツも知りたくて、ドット棒を使って具体的にどうやって教えていたのかも聞いてみました。
お母様:「右脳的に感覚で数字がわかるようになるようにしたかったので、足し算の場合は、足す数2つをマスシート上に数列離して置いて、パッと見てすぐに答えを言ってもらう練習をさせました。
答えたら自分の手でドット棒を動かして足してもらって、答えと合っているかを確かめさせるのを繰り返し何度もやりました。弟の方は授業で一番に答えられるぐらい、算数が得意になりました」。
就学前に1700冊の絵本を読破!
同じように教えていたとしても、きょうだいでは伸び方に差があるようです。国語はどうやって教えているのでしょう?
お母様:「毎日、読書ノートをつけていました。1歳半とかで全部覚えた本は1カウントとして数えていました。それこそ、赤ちゃんが読むような『いない いない ばあ』のような簡単な絵本は中身を見なくてもすべて文章を暗記していたので、1カウントするような感じです。
下の子は読むのが速かったので、難しい本も含めて1700冊ぐらいは自分で読んでいました。読書量が多かったこともあって、国語にはあまり苦労した記憶がありません」。
1700冊!! それを聞いて驚愕してしまいましたが、1700冊は少ない方なのだそう。ヘーグル生の場合、2000冊を超えている人も多いといいます。
お母様:「親が読んであげるのは1日10冊までと幼児のときは決められていたので、あとは自分で読むようにさせていましたね。だから国語はできる子が多いです」。
お母様の頑張りがあってこその成果ですが、その一方で子どもたちのやる気が全然ないときはどうすればいいのでしょう?
お母様:「子どもがやる気が全然ないときもあるので、そういうときは無理にはやらせません。
下の子は言わなくてもやるので苦労しなかったのですが、上の子は小学部に入ってから、大部屋での授業の雰囲気に最初は馴染めなかったみたいです。
そのときに代表先生と面談して、『この子は遅咲きだから大丈夫』って言われて。ヘーグルに通っている子の場合、公立中学、高校から一気に東大に行くような子も実際多いですし、今やっている成果が出るのって中学生以降だと思っているので、それを信じて続けています」。
速読のトレーニングは毎朝お母様も一緒にやっている
高次元読み(波動読み)を身につけるためのトレーニングが、小学部になるとスタートしますが、いつ、どのようにやっているのでしょう?
お母様:「毎朝、30分ぐらいかけてやっています。字を目で追って文字を書き出すトレーニングで、私も同じ教材を買って一緒にやっているんですけど、右脳をフル稼働しないとできないので、思った以上にパワーを使います」。
お母様も一緒にやるっていうのが、子どものやる気に繋がっているのかもしれません。成果が現れ始めるのはいつ頃からなのでしょうか?
お母様:「小1から始めて今は3年目ですが、始めた当時は5文字ぐらいしか書き出せなかったのが、3年目で10行ぐらいの文字を1分で覚えて書けるようになりました。早い子だと小2ぐらいでできるようになるみたいです」。
これから小学部に上がる方たちに何かアドバイスはありますか?
お母様:「2〜3歳までは何でも簡単に覚えられたんですけど、3歳頃に記憶力のピークだなと思うことがあって。プレ小学部(年中)ぐらいから停滞期に感じたので、S1、S2テキストを早めに終わらせて、なるべく早い段階で『ジュニア思考の算数』をスタートするのをおすすめします。
また、他の子と絶対に比べないことが大切です。親が子どもをできないと思うと、子どもは潜在的にそれを感じ取ってしまうので、うちの子が一番と思いながら大げさに褒めてあげるといいと思います。
親がどんと構えていることが大事。あと、マンダラをもう少ししっかりやっておけばよかったなと思います」。
まとめ
今回は2人の小学生のお子さんをもつお母様に、日頃の勉強法のコツを伺いました。ご姉弟では得意不得意も全く異なり、それぞれの特性に合わせて無理強いすることなく、楽しく勉強ができるように工夫されているのが印象的でした。
なにより「継続は力なり」です。毎日1時間半の勉強時間を確保してしっかりこなすというエピソードには脱帽しました。ときには親も子どもと一緒になってトレーニングを開始してしまうぐらいに、楽しく前向きにコミットする姿勢こそ、伸びるお子さんを育てるコツなのかもしれません。