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幼児教育の豆知識

2歳児の夜泣きの対処方法とは?【幼児教育のプロが語る】

夜泣きをする2歳児
2歳児になると体力がついてくるので、親でも困るようなことをしてしまいがちです。特に多くの親御さんたちが悩んできたのは夜泣きではないでしょうか?産まれてすぐの時も夜泣きで悩みますが、2歳になっても夜泣きで悩んでいる親御さんは多いです。
今回は2歳児の夜泣きをキーワードに、夜泣きの原因や対処方法について解説します。今まさに2歳児の夜泣きで悩んでいる方は一読してください。

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そもそも2歳児はどういった時期なのか?

子どもが0歳の時は夜泣きで苦労していた時もありますが、成長していくにつれて少しずつ夜泣きが少なくなったと思って安心するかもしれません。しかし、2歳になると成長の分だけ、ちょっとした問題も出てくるようになります。
主に2点ありますのでそれぞれ見ていきましょう。

行動範囲が広がる

2歳児になると、ほとんどのお子さんが両足で歩いたり走り回ったりします。ハイハイや掴まりながら歩いていた時よりも行動範囲が自然と広くなります。また、好奇心が旺盛になりだすタイミングであることも行動範囲が広がるのに拍車をかけます。

ママやパパの様子を見たり、家の中にある物に興味を持ったり、テレビをかじるように見たりとさまざまです。言葉の理解が出来るようになるのも2歳ごろですので、色々なものを吸収したい気持ちが前面に出てくる時期であると考えましょう。

特に注意したいのがケガです。包丁やハサミに興味を持ったり、穴をのぞき込んだり手を入れたり、熱い物にちゅうちょなく触れたりなどさまざまです。2歳児の行動範囲は大人が想像するほど広いので、より一層注意が必要となります。
おままごとをする2歳児

イヤイヤ期の存在

行動範囲が広がる一方で、多くのママやパパを悩ませるのがイヤイヤ期です。何かして欲しいことを頼んだり、お子さんがやりたいことができなくなったりすると「イヤ!」と主張してきます。

イヤイヤ期は好奇心が芽生え、行動範囲が広がったと同時に自立心が芽生えることで起こるものです。ですのでイヤイヤ期=我が子がワガママというわけではなく、多くの子どもが通る道と考えていただけると良いでしょう。

「自分は○○がしたいけど、パパやママからさせてくれない」「出来ると思ってやったら、できなかった」など、自分が出来ると思っていることができないジレンマこそがイヤイヤ期の特徴です。

イヤイヤ期に入ってしまうと、我が子が言うことを聞いてくれないと悩む方は多いです。具体的な解決方法に関しては2歳児の育て方で発達が変わる?イヤイヤ期の接し方とトレーニング方法について解説!で紹介しています。ぜひ見てください。

[blogcard url=”https://www.hegl.co.jp/wp/heglnews/travel-tips/2sai/” title=”2歳児の育て方で発達が変わる? イヤイヤ期の接し方と”しつけ”について解説!” content=”2歳児はイヤイヤ期とも呼ばれ、親の言うことを聞かない場面が増えてきます。
しかし、ここで甘やかしすぎたり頭ごなしに怒ったりすると、良くない影響を与えます。
褒めるべきときには褒め、叱る時はきちんと理由を説明しましょう。
ここでは、2歳児の育て方や、”しつけ”について具体的に解説します。”]

2歳児の夜泣きの原因は何か?

夜泣きをするのには原因があります。明確なものもあれば、いまだに理由がわからないものもありますので見ていきましょう。

夜驚症

夜驚症とは夜中に突然、大声で泣きだし恐怖やパニックになってしまう症状のことを指します。夜泣きの場合は親が優しく接すれば落ち着いてくれるのに対して、夜驚症はどんなに介抱してあげても泣き止まない点です。

夜驚症に関しては原因がハッキリとしておらず、子どもの脳の発達が未熟なことで起こっていると言われています。恐怖体験をしてしまった、突然のバイクの音に驚いてしまったなど理由はさまざまです。落ち着いた時に怖かった理由を聞けば対策ができるかもしれません。どうしても対策が難しい場合は小児科などに受診すると良いでしょう。

生活リズムが不安定

寝るタイミングで寝付けない理由に生活リズムが不安定であることが考えられます。子どもは大人と違って、自分で生活リズムを作ることはできません。親が率先して、生活リズムを作るように動く必要性があります。

大人もそうですが生活リズムが狂えば、寝付けることは難しいですよね。なかなか寝れなくて寝てはみたものの、深い眠りに入らないから夜泣きしてしまうことは多いです。夜泣きをした日でも可能な限り生活リズムを崩さないようにすると、自然と夜泣きも減るでしょう。

急な体調不良や病気

夜泣きとは少し違いますが、寝ている途中に体調不良になったり病気になったりすると泣いてしまうこともあります。寝ている様子を見たら、子どもがツラそうな声を出していて、おでこに手をあてたら発熱していたということもあります。

もし、重い症状の場合には、夜中でも子ども医療電話相談など対応してくれるサービスがありますので利用すると良いでしょう。

2歳児の夜泣きの対策方法をご紹介!

夜泣きの原因が分かったところで具体的な対策方法を紹介します。大きく分けると2つになりますので見ていきましょう。

子どもを安心・リラックスさせる

リラックスして眠る2歳児大人もそうですが睡眠をする際に重要なのがリラックスです。子どももリラックスをすることで夜泣きが減りやすくなります。具体的にどうリラックスさせるかですが、その前にまず興奮させないようにするにはどうしたら良いかを見てみましょう。

テレビを見て誰かが叩かれたり、殴られたりするシーンは子どもにとってショッキングな映像です。映画でよくあるような爆発シーンなどの刺激の強い場面は興奮状態にさせてしまうのでリラックスに程遠いことがわかります。このことからも、まずはテレビは見させないまではいかなくても、刺激のあるシーンは見せない配慮が必要です。

そして、親としては子どもに早く寝てほしいと言葉や態度で表してしまうことが多いかもしれません。明日もやることがあって、ママやパパも早く寝たい気持ちはわかります。しかし、早く寝てほしいと急かす分だけ、子どもにプレッシャーを与えてしまいます。子どもに安心感を与えられるように言葉や態度に気を付けてください。

周囲の環境を変えてみる

子どもがなかなか寝ないのは周囲の環境が原因であることも考えられます。部屋にある加湿器の音かも知れませんし、着ている服がチクチクして痛いからかもしれません。または部屋の温度、光の加減なども考えられます。

大人でも明るいと眠れない、うるさいと眠れないなどがあります。子どもも一緒で寝るのに最適な環境と言うものが存在します。寝る環境を見直して変えてみると良いでしょう。

まとめ

2歳児の夜泣きをテーマに解説させていただきました。夜泣きは親からすると対応が大変ですが、裏を返せば子どもが成長している証明でもあります。大変なこともあるかもしれませんが、今回紹介した対策方法を用いて少しでも負担を減らせれば幸いです。

子どもが2歳になると、言葉でコミュニケーションを取ることが出来るようになります。親としても楽しい時間を過ごせることでしょう。気が付けば、会話ができてお手伝いができるようになり、テレビや映画を一緒に見て「面白かったね」と思い出を共有することもできます。

子どもを育てることは簡単ではないかもしれません。ツラいことや悩みも出てくることもあります。子どもの成長を一番近くで見れるとポジティブに考えるようにするといいかもしれません。応援しています。ぜひ素晴らしい親子ライフを過ごしてください。
 

実際にヘーグルに通っている保護者様の声はこちら

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