右脳開発でお子様の才能を開花
3歳の記憶力はどのくらい?記憶力を各段に向上させるコツとは?
3歳ごろになると子どもの学習や習い事を検討されるご家庭は多いですよね。
しかし、3歳の子どもの記憶力はどのくらいあるのか、学習や習い事は効果があるのだろうかと悩まれる方も多いでしょう。そこで、3歳ごろの子どもの発達や記憶力に関するメカニズムを解説します。記憶力のトレーニング方法についても紹介しているので、参考にしてください。
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Contents
「3歳児」という時期とは
3歳児は心や身体の成長が著しい時期です。各自治体でも3歳児健診が行われるなど、3歳ごろの子どもは発達の目安がわかりやすくなります。子どもの成長は人それぞれだと分かっていても、出来ないことがあると親は焦ってしまいますよね。そこで、ここでは3歳児の発達の目安についてご紹介します。
3歳児のお子様との接し方については下記記事もぜひ参考にしてください。
[blogcard url=”https://www.hegl.co.jp/wp/heglnews/travel-tips/3sai/” title=”【3歳児と上手く向き合うコツ】反抗期やイヤイヤ期はどうやって接したらいいの?” content=”3歳児になると体力がついてきて、自分の気持ちも言葉にできるようになります。イヤイヤ期、反抗期と呼ばれる態度も取るようになります。
この3歳児のイヤイヤ期や反抗期は感情をコントロールし、自分の気持ちを言葉にして伝えるための大事な成長過程です。付き合っていく最中は大変なことも多いですが、余裕を持って乗り越えられるように接し方のコツを学んでいきましょう。”]
発達の目安
3歳児は言葉でのコミュニケーションが可能になり、物事の良し悪しやルールなどが理解できるようになります。保育園や幼稚園などの集団行動を開始する家庭も多いでしょう。ここでは記憶力・日常生活・コミュニケーション・運動の4つの面でどのくらいのことができるようになるのか、3歳児の発達目安についてご紹介します。
記憶力面
いちごやバナナ、みかんなど2~3個くらいの言葉であれば記憶ができるようになります。また、3つの入れ物に2つの物を入れるところを見せると、どの入れ物に何が入っているのかを答えられるようになるでしょう。
さらに、3つの入れ物に1つの物を入れてシャッフルさせても、目で追えるようになる集中力が身につきます。簡単な内容なら記憶できるようになるので、絵本や紙芝居に興味を持ち、集中して見られるようになるのも3歳児の特徴です。
日常生活面
3歳児になると、自分のことが自分で一通りできるようになります。例えば、顔を洗う、歯磨きやうがいをする、ひとりで着替える、自分で靴を着脱するなどです。また、自分で自分の荷物を持つ、自分が遊んだおもちゃは自分で片付けるなどの意識を持つこともできるようになります。自分で排尿しようという意識も生まれ始めるので、おむつを卒業するのも3歳ごろが多いでしょう。
コミュニケーション面
3歳児は非常に多くの言葉を覚えられるようになります。自分の名前や年齢、家族構成など簡単な質問であれば、正確に答えられるようになるのもこの時期です。また、コミュニケーションに必要な基本的な挨拶や、相手を見ながら話したり聞いたりすることができるようにもなります。
友達に興味を持ち、抵抗感なく一緒に遊べるようにもなります。遊びを通して「一緒に遊ぼう」「仲間に入れて」「おもちゃを貸して」など必要な言葉が使えるようになるでしょう。物事の良し悪しや社会的ルールが分かるようになるのもこの時期です。電車の中で騒がない、道路では走らない、危ないことはしないなど、公共のマナーを意識できるようになります。
運動面
3歳児はボール遊びが楽しくできるようになる時期です。ボールを転がす、相手にボールを投げる、両手で受け取る、ボールを蹴るなどができるようになります。ジャンプも上手にできるようになるので、両足跳びやグーパー跳びなどもできるようになるでしょう。また、マットの上を転がる、高さのある台を昇り降りできるようになる、鉄棒にぶら下がれるようになるのもこの時期です。音に合わせて動いたり止まったりできるようになるので、リズムに合わせて踊るのも楽しくなるでしょう。
3歳から記憶力を育てるために知っておくべき「2種類の記憶力」とは?
脳には左脳・右脳があり、ピークを迎える年齢は異なります。ここでは、左脳・右脳の記憶力に関する働きや違いについてご紹介します。
左脳記憶
左脳の記憶力は短期記憶・論理的記憶能力とも呼ばれ、一時的な情報を短期間覚えることに長けています。文字や言葉などをじっくりと考えて理解することが出来ますが、新しい記憶が増えると古い記憶が思い出せなくなります。例えば、郵便番号や電話番号は一時的に覚えられることができても、すぐに忘れてしまいますよね。これは左脳記憶によるものです。左脳記憶は3歳ごろから芽生え12歳ごろまでピークに向けてアップしていきます。
右脳記憶
右脳の記憶力は長期記憶・機械的記憶能力とも呼ばれ、多くの情報を記憶することができ、さらに長期間記憶するのに長けています。例えば、家族の名前や特徴などは新しい記憶が増えても忘れることはありません。また、自転車の乗り方や箸の持ち方などの体で覚える記憶も長期記憶の一種といわれています。右脳記憶のピークは3歳です。残念ながら、4歳くらいから徐々に低下し始めます。
3歳児の右脳が活発に働いている時期は、情報量が多くても瞬時に記憶することができる重要な時期なので教育の重要性が高くなります。幼児期に右脳記憶を刺激することで記憶力は各段にアップするでしょう。しかし、コンピューターでも大容量の記憶をさせるためにはメモリー容量を増やし、情報を整理しないとパンクします。
たとえば、記憶力を高めようとして、やたらに記憶する量を増やしていくという方法は、的確なものとは言えないでしょう。
コンピューターでも、大量の記憶をさせたいのであれば、
②メモリー(記憶)しやすいように整理する
ことが必要です。
容量も上げず、整理もしないうちに詰め込めば、パンクするのは明らかです。
こんな単純なことをほとんどの人はわかっていません。
1リットルしか入らないボトルに、10リットルの水を入れれば、結局あふれてしまいます。
水を入れる前に10リットル入るボトルにしなければなりません。
人間もコンピューターと同様で、記憶容量を増やして覚えやすくしてあげることで無理なく記憶力を伸ばすことができます。
3歳のお子さまにお勧めの記憶力トレーニング方法
右脳記憶でご紹介したとおり、右脳の記憶力は3歳児がピークです。記憶容量を増やして覚えやすくしてあげることが記憶力のアップにつながります。ここでは、記憶力アップにつながる3歳児におすすめのトレーニング方法をご紹介します。どの方法も家庭で簡単にできる方法なので是非試してみてください。
絵や写真でイメージ力を育むトレーニング
右脳の記憶容量を増やすためにはイメージができるようになることです。電車の名前や車体の名前などを驚くようにスラスラ答える幼児がテレビで特集されていたりしますよね。この時期の子どもは理解ができないことでも、まるでカメラのシャッターを切るようにそっくりイメージとして頭に取り込んでしまう能力があります。漢字の意味が理解できていなくても、形をイメージすることで大人よりも漢字を覚えてしまうこともあるのです。
絵本の読み聞かせなどは絵の情報と言葉の情報をイメージしやすいので、記憶容量を増やすのにおすすめです。フラッシュカードなどを子どもに見せた後に「何の絵だったかな?」と質問するのも良いでしょう。絵を描いた数枚のカードでお話作りをするのも物語をイメージして単語が覚えられるようになります。
会話でイメージ力を育むトレーニング
会話をする機会を増やすことは多くの言葉が覚えられるようになり、言葉を聞く・話すことで五感が刺激されます。多くの人と触れ合うことによって、さまざま種類の多くの言葉が覚えられるようになるでしょう。多くの言葉を覚えることによって、物と言葉が結びつきイメージする力もアップします。
一緒に散歩するときも黙って歩くのでなく、景色の色、種類、状況などを会話しながら歩くと記憶力はアップします。ただのお出かけも良い学習の時間になりますよ。習い事などの機会を通して多くの人と触れ合い、さまざまなことを覚えるのも良いでしょう。
子どもの好きなことでイメージ力を増やすトレーニング
子どもは興味を持てば自分でスラスラと覚えていきます。子どもが興味を持ちやすい身近な言葉を遊びの延長としてあげると、子どもは「もっともっと」と進んでやりたがります。例えば、昆虫が好きな子どもには、図鑑を一緒に見ながら昆虫の色や生態を合わせて読み聞かせると知識はグングン伸びるでしょう。
花が好きな子どもであれば、花びらの枚数や色、咲いている季節や場所などを一緒に確認すると良いかもしれませんね。子どもの興味があるジャンルの物を写真やカードにして物語作りを楽しむのもおすすめです。
まとめ
3歳児は日常生活や運動面においてさまざまなことができるようになります。コミュニケーション能力も身に着く時期なので、集団行動も楽しめるようになるでしょう。そして何よりも注目したいのが記憶力です。3歳は右脳記憶のピークなので、できるだけ多くの物や人と触れ合う機会を作って生涯使える記憶力を伸ばしてあげましょう。
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