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【幼児教育の豆知識】働くママは必見! 子育てと仕事を両立するには?
以前と比べると、出産後も仕事を続ける女性、いわゆる「ワーキングマザー」はめずらしくなくなりました。しかし、中には子育てとの両立が難しく、仕事をあきらめる人も。うまくいかない原因と対策を知って、上手にバランスを取っていきましょう!
なぜ子育てと仕事を両立させることが難しいのか
子育ても仕事も、どちらも簡単ではありませんよね。それを両立させることが難しいのは当然です。働くママたちは具体的にどんなところに困難を感じているのか、まずは見ていきましょう。
子育て仕事を両立しているママってどのくらいいるの?
総務省の「平成29年就業構造基本調査」によると、出産・育児を理由に離職する人の割合は減少傾向に(※1)。2019年度の厚生労働省の調査では、「児童のいる世帯における母の仕事の状況」は、「仕事あり」が72.4%という結果が出ています(※2)。つまり、7割超のママが仕事をしながら子育てをしている、ということになります。15年前の2004年と比較すると、約16%もの増加に。
うちわけは、正職員26.2%、非正規職員37.8%、その他8%。働く女性全体の労働形態と比較すると、やや非正規職員の割合が多いようです。
※1 総務省「平成29年就業構造基本調査」
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2017/pdf/kgaiyou.pdf
※2 厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/02.pdf
8割のママが両立に悩んでいる
年々働くママは増えている状況ですが、ある調査によるとその約8割が「子育てのため離職するか」に悩んだといいます。
「子どもともっと向き合いたい」
「夫が忙しく、一人でどちらもこなすのは難しい」
「出産後の体調が思わしくない」
こうした声は、SNSなどでも見られますね。子育てと仕事を両立させたくても、「時間と体力が足りない」という現実。そして、仕事を捨てざるを得ない、と判断したママもいるのです。
子育てと仕事の両立を難しくしている原因は?
何が働くママの「時間と体力」をうばってしまうのでしょう。その具体的な原因は、子育ての現場である「家庭」と、仕事の現場である「職場」にありました。
家庭内でママの負担が大きすぎる
一つは、家庭内においてママの育児負担が大きすぎること。子育ては夫婦二人で協力して行うのが基本ですが、パパに比べてママの負担が多くなりがち、という問題があります。特に、パパが多忙で早朝出勤、夜遅く帰宅、といった状況だと、一人で育児と家事をこなす「ワンオペ」状態に。
朝は自分の仕事の準備とともに子どもの身支度や朝食のお世話となると分刻みの忙しさ。仕事を終えて帰宅しても一息つく暇もなく、夕飯の準備や保育園の準備、入浴のお世話などのほかこまごましたタスクをこなさなくてはなりません。
「熱があっても休めなくてつらい」
「家事も大変で自分の時間なんて取れない。子どもはかわいいけれど、いつになったら休めるの?」
こうしたママの声にもあるように、身体的なつらさが積み重なっていきます。さらに、一人で子どもと向き合う孤独感やプレッシャーといった精神的な負担も。そうすると、子育てだけではなく仕事においても前向きに取り組めなくなってしまうのです。
職場環境が協力的ではない
もう一つは、「職場」側の問題。近年は、女性はもちろん男性の育休取得促進や出産後の時短勤務・在宅勤務への変更など、女性が子育てと仕事を両立しやすい環境づくりが国指導で推進されています。ただ、すべての職場で理解が進んでいるわけではなく、
「時短勤務希望、というと面接で落とされる」
「時短でも仕事量が減らなくて、子育ても仕事も中途半端になってつらい」
「子どもがたびたび熱を出し、早退したいというとイヤミを言われる」
といった声も。
ママだけではなく、パパの職場においても「育休を取ったら昇進させない」といったいわゆる「パタハラ」が問題となるところもあり、結果的にママの負担が増えてしまうケースも。
仕事に追われて子どもと接する時間が十分に取れないと、「わが子を犠牲にしてまで働く必要があるのか」という迷いが生じてきます。
子育てと仕事を両立する7つのポイント
簡単ではない子育てと仕事の両立。それでもうまく回しているママたちは、考え方が柔軟だったり、上手に人やモノに頼ったり、さまざまな工夫をしているよう。その中から、誰でも取り入れやすい両立成功のポイント7つを紹介していきます。
まずは考え方を柔軟に、完璧を目指さない
ひとつは「考え方を柔軟にする」ということ。「こうでなくてはならない」といった自分の理想にとらわれていると、限られた時間ではそれが実現できずストレスを感じることに。
たとえば、今までは毎日おいしい手料理を作って、掃除も完璧にして、かつ仕事もしっかりこなしていたママの場合、「今日もついお惣菜を買ってしまった」「掃除も行き届いていない」と、できていない自分や時間がないことにイライラしてしまうかもしれません。
そんなときは落ち着いて、まずはがんばっている自分をほめてあげましょう。そして、
「家族がおいしく食べられたらお惣菜でもよし。週末には手作り料理をしよう」
「子どもに危険がなければ少しくらい散らかっていてもOK」
と、自分へのハードルを少し下げるように考え方をチェンジしてみてください。完璧でなくてもいいのです。肩の力を抜いて前向きに考えるようにしていきましょう。
やるべきことの優先順位を整理する
忙しい朝や帰宅後から就寝までのわずかな間において、家事や子育てのすべてに時間をかけることはできません。「最低限なにをしておかないといけないのか」、また、「自分が大切にしたいことは何か」を考えて、優先順位を決めるといいでしょう。
「まずは子どもがしっかり食べて、十分に睡眠を取れるようにする」を優先するなら、掃除は週末にまとめてやればいいでしょう。
「子どもへの読み聞かせは毎晩したい」
「寝かしつけ後のドラマ視聴は自分の元気チャージに必須」
など、子どものために取りたい時間、自分の心の健康を守るための息抜きの時間も必要。「やらなくてもいいこと、はぶけることはないか」を見直し、自分にとって最適な時間配分を見つけましょう。
家事を時短できるように工夫する
現在は、働くママ・パパに便利なサービスが多数あります。料理であれば、食材を配達してくれるネットスーパー、食材がカットされた状態で届くミールキット、帰り道にメニューで注文できる宅配アプリなど。
材料を入れるだけの自動調理なべ、乾燥までお任せの全自動洗濯機、食器洗い乾燥機、自動掃除ロボットなど「時短家電」も人気ですね。
また、掃除や数日分の料理をしてくれる家事代行サービスも広まってきています。
そういったものを賢く利用すれば心の余裕が生まれ、時間をかけたい部分に集中することができるようになります。
家事の手間を省くことに罪悪感をもたない
惣菜や宅配の料理で夕飯を済ましたり、家事代行をお願いしたり、ということに対して「家事の手抜き」だと罪悪感を抱くママも。しかし、無理をして心身が追いつめられることは、結果的に子どもにも悪影響となります。
「家族と自分の生活には必要なもの」と自分で納得して、
「そのぶん子どもにたくさん本を読んであげられた」
「リフレッシュする時間を取れた」
とプラスの面に目を向けましょう。
ただ、これらのサービスは自分で行うより割高です。夫婦間で必要経費として共通理解を持っておきましょう。家事をあまりしていないパパの中には、「自分でできるのでは」「妻ばかり楽をして」と思う人も残念ながらいるようです。反対されるようであれば、タスクやそれにかかる時間を細かく書き出す、メリットを説明する、夫に一週間家事を任してみる、など、必要性を理解してもらうことから始めて。「私のほうが大変なの!」とケンカ腰で説得するのはNGですよ。
親子で過ごす時間を決めて育児の「質」を意識する
仕事をしていると、平日に子どもと過ごす時間はどうしても短くなってしまいます。そのことに対して「申し訳ない」と罪悪感を抱いていると、仕事面においても精神的にマイナスに。
「どれだけ時間をとれるか」ではなく、「親子の時間をどれだけ充実させるか」を意識してみてください。
保育園からの帰り道や習い事の送迎時、食事やお風呂の時間、寝る前のひと時。これらは「子どもと過ごす時間」と決め、会話やスキンシップを心がけ、片手間ではなく子と向き合って楽しく過ごすようにしましょう。
ひとつひとつは短い時間でも、「親が自分のことを見てくれている」「愛されている」と感じることが積み重なれば、子どもは安心して日々を過ごすことができます。
家族を自立させる
家族の協力も重要なポイントです。ママが中心で育児・家事を行うなら、家族には「自分のことは自分で」を心掛けてもらうのです。
パパであれば、夜遅く夕飯を食べたら食器は洗っておく、洗濯物を自分でしまう、など。今までママがやってあげていたら、最初は嫌がられるかもしれません。それでも怒るのではなく、協力体制が不可欠なことを冷静に話して理解してもらいましょう。
子どもに対しても、成長に合わせて自分でできることを増やせるように積極的に教えていきましょう。おもちゃの片づけ、食器の上げ下げ、園の身支度など。とはいえ、最初はうまくできないので、「私がやったほうが早い」とついママがやってしまいがちに。でも、「子どもが自立してくれたほうが結果的に助かる」と考えて、根気よく教えていくようにしましょう。
地域のサポートを活用する
地域のサポートも上手に活用を。多くの自治体で、園が休みの土日や親が急病・急用のときに子どもを預けられる制度を設けています。
また、保育園や習い事への送り迎え、親が帰宅するまでの一時預かりなどを頼める「ファミリーサポート制度」の運営も行われています。援助希望会員として登録しておくと、地域の援助会員とのマッチングをしてもらえます。
詳細は、「子育て支援課」などに問い合わせてみましょう。
まとめ
決してがんばりすぎないことが大切
子育てはマラソンと同じ。がんばりすぎると途中で息が切れてしまいます。仕事と両立させるならさらにペース配分が大切です。がんばるときはがんばって、休めるところは上手に休みましょう。毎日疲れ果てているママよりも、笑顔のママのほうが子どももきっとうれしいはずですよ。
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【執筆者】逸見 宙偉子(へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表
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