右脳開発でお子様の才能を開花
【幼児教育の豆知識】幼児教育で子どもを勉強嫌いにさせないコツとは
「子どもが勉強しなくてイライラする」「勉強しなさい、とばかり言うことに疲れる」。よく聞く親御さんの声です。小学生や中学生ばかりではなく、幼児の親御さんからも聞かれるのは、「小学校へ向けて勉強の基礎を作ってあげたい」という親心でしょう。でも、幼児期に勉強嫌いになった子どもは、そのあともずっと勉強嫌いになってしまう可能性も。なぜ勉強嫌いになってしまうのか、それを避けるにはどうしたらいいのかを知り、効果的な早期教育を始めましょう。
Contents
なぜ勉強嫌いになってしまうのか?
勉強嫌いになるのを避けるためにはまず、原因を知っておく必要があります。特に、幼児期において注意すべき点を中心に見ていきましょう。
早期教育は大事、だからこそより慎重に
就学前の6歳までに行う教育を幼児教育と呼びます。北欧諸国などを中心に教育業界では、脳の成長が一生で最も高い幼児期にこそ、早期教育をすることが重要であるとされています。ただ、間違った学習法を子どもに押し付けてしまうと、「勉強はおもしろくない」「勉強したくない」といった意識が植え付けられ、かえってマイナスに働いてしまうことも。何事もはじめが肝心。子どもの勉強に対する第一印象をよいものにするべく、親は慎重に取り組まねばなりません。
勉強嫌いになってしまう原因とは?
幼児期に子どもが勉強嫌いになってしまう、その主な原因をピックアップしてみました。
●勉強の価値を理解できない
●強制的にやらされる
[/wc_column] [/wc_row]
第一の原因は、「勉強が楽しくない」から。子どもは、自分が「楽しい」と思うことに貪欲です。好きな遊びなら何を言われなくても夢中になってやっていますよね。勉強をしないというのはつまり、それが単純に楽しくないからで、ほかの遊びをやりたいと感じているからなのです。
楽しくなくても、将来的に役立つ、など勉強の価値を理解できればがんばろう、と思えるでしょう。でも、幼児に「あなたの将来のため」、といっても腑に落ちるでしょうか。たとえ近い将来である「小学校受験のため」と言われても、少ない人生経験からはその理由をストレートに受け入れることは難しいのです。「勉強の価値を理解できない」ので、自主的にやろうと思えない、ということです。
また、子どもは「強制的にやらされる」ことが嫌いです。「~しなさい」といわれたらやらないのが幼児、といっても過言ではないかもしれません。ママ、パパがいうからしぶしぶやったとしても、幼い子どもの集中力はすぐ切れるもの。それなのに、さらに「あれもこれも」とやらされたとしたら? 勉強嫌いになってしまうのも無理はありません。
勉強嫌いは親が原因であることを自覚することが大切
そもそも、子どもというのは本来常に学びたがっているもの。知らないことへの好奇心、知りたいという欲求にあふれています。子どもが勉強嫌いになってしまうのは、その子の性格でも資質でもなく、親の誤ったアプローチが原因である、ということを十分に認識しておきましょう。
子どもを勉強嫌いにさせないために、まずすべきこと
幼児教育において子どもが勉強嫌いにならないように、親御さんは次のようなスタンスで取り組んでみてください。
まずは「勉強は楽しいもの」と思わせよう
勉強がおもしろい、楽しい、と感じれば、子どもは自らそれを行うようになります。「勉強って大変で楽しくないものでしょ」という認識が親御さんにあるのなら、まずそれを変える必要があります。「この教材は楽しく取り組めるか」「どんな教え方をしたら楽しいか」を常に考えてみてください。
おすすめなのは、お子さんが興味を持っているものは何かを日頃からよく観察して、それを取っ掛かりに遊びの延長線上でうまく誘導してあげること。たとえば、電車が好きなお子さんなら駅のホーム番号や車両の本数で数を覚える、ひらがなで書いた路線図を読む、時刻表に合わせて時計を読む、といった具合です。
ダラダラと長くやらせるのは逆効果
大人と違い、まだ集中できる時間が短い幼児。やればやるほど効果がある、という考えで長々と勉強をやらせても飽きたり、集中力が途切れたり。怒られると余計にやりたくなくなってしまいます。そうではなく、「楽しくやっているな」と思う間にやめれば、「もう少しやりたい」「またやりたい」と思ってくれるはずです。
子どもの知的好奇心を育むことが大切
型にはまった勉強法ではなく、「なんだろう、知りたい」と子どもが感じ、自分から答えを探求できるような学びのスタイルを作っていきましょう。子どもが興味を持ったこと、疑問に思ったことはすぐ答えを教えてあげるのではなく、「一緒に調べてみよう」と図鑑を見たり、出かけて実際に体験したり、親は子どもが答えを探すサポート役となるのです。
自分で答えを得ることは喜びであり、達成感と自信に満たされます。そしてもっと知りたくなり、新しい探求に踏み出す。そんな知的好奇心の好循環を生み出すことができれば、その後も進んで勉強するようになるでしょう。
親の基本のスタンスがわかったところで次は、より具体的な勉強のポイントについてみていきます。
勉強嫌いにさせないための具体的な5つのポイント
せっかく早期教育を始めたのに、勉強嫌いになって小学校のスタート地点でつまずいてしまう。そんな残念なことがないように、幼児期のドリル学習や、ひらがな・数字を学ぶ取り組み方など5つのポイントをお伝えします。
1日たった10分の勉強でよい
教育熱心なご家庭ほど、1日2時間以上と過剰に勉強をさせてしまう傾向があります。
賢い子に育ってほしいという気持ちが強すぎるあまりに勉強を強要してしまうと、勉強嫌いの子になってしまうため注意が必要です。目安として3歳ぐらいのお子さんであれば、1日10分間集中して勉強させる時間があれば十分です。
ポイントはだらだらと勉強させるのではなく、集中して10分間ワークを行うことです。
机上で行う勉強の多くは、文字を使って会話したり文章を書くことを学んだり、数字を使って計算方法を学んだりする、抽象的な思考を鍛えるための訓練です。
この抽象的な事柄を扱えるようになるのに適した教材が知育ドリルであると、ある幼児教育の専門家はいいます。
知育ドリルは簡単なものからスタート
幼児教育において難しい問題をすらすら解けるようになってほしいという親の希望から、難しい問題を無理にやらせようとしてしまう方が多いのですが、勉強嫌いにさせないポイントは簡単な問題からスタートすることです。これはテレビゲームなどに例えるとわかりやすいこと。
例えばロールプレイングゲームの場合、弱い敵を倒すところからスタートして徐々に自身がレベルアップしていき、課せられたミッションをクリアする過程で得られる達成感が子どもを夢中にさせるのです。
こうした「自分はできる!」という達成感を味わってもらうためには、実年齢よりも1歳年下向けの知育ドリルから始めるといいのだそうです。
そして子どもが簡単な問題ではもの足りず、もっと難しい問題にチャレンジしたいと思うようになったタイミングで、年齢相応のドリルに移行するのがベストです。
どの問題を解くかは子どもに決めさせる
学ばせたいと思う勉強の内容について親が決めてしまいがちですが、何をやりたいかは子どもに選ばせてあげることがモチベーションを保つコツです。
子どもが簡単に解けそうな問題をいくつか準備しておいて、その中から子どもが解きたいと思う問題を自由に選ばせてあげるのです。
同じような問題ばかりを解きたがるときは、本人が満足するまでとことんやらせてあげること。
子どもが自ら「これがやりたい!」という意欲を見せない場合は、アプローチの仕方が間違っているので、子どもが簡単に解ける問題から解かせるという、のめり込ませるためのスタート地点に立ち返る必要があります。
就学前にひらがなを覚えさせると勉強嫌いにならない
ひらがなに興味をもち始めたタイミングで親が丁寧に教えてあげると、幼い頃はあっという間に文字を覚えてしまいます。文字は就学後に覚えるのではなく、就学前に覚えてしまうのがおすすめです。なぜならば、文字の読み書きができない状態で勉強をスタートすると、学校の勉強がとても難しく感じてしまい、スタート地点でつまずいて勉強嫌いになってしまうからです。
事前にひらがなをしっかり理解した状態で勉強をスタートすれば、先生の言っていることをきちんと頭で理解でき、自分で教科書を読んで知識を吸収できるようになるので、勉強がどんどん楽しくなります。
数字は生活の中で数える練習をする
算数力を育てるコツは、数の認識がまだ十分ではない幼い頃から、数をたくさん唱えてあげることが効果的なのだそうです。最初は3までの数字を理解させることからスタートして、徐々に5から10と数を増やしていくのです。
まずは数字の順番に慣れさせるために、湯船で1から順に数えたり、数え歌を一緒に歌って遊んであげたりするところから始めます。
そして、言葉で数字をそらんじて言えるようになったら、今度は5個のおはじきを見せながら数の概念を定着させていきます。
それと同時に5の数字カードを見せてあげると、物の数と数字が頭の中で結びついていくのです。
上記で紹介したのは幼児教育のごく一例です。正解というものはないので、お子さんに合わせて勉強法を考えていきましょう。
勉強嫌いにさせないためには親のスタンスが大切
幼児教育において、親の関わり方がとても重要、ということがお分かりいただけたでしょうか。子どもに「勉強が楽しい」と感じてもらうためには、そばにいる親がまず楽しむことが大切。日ごろから本を読んだり趣味に打ち込んだり、親も積極的に学ぶ姿勢を取るようにしたいですね。
小学校受験合格率100%! ヘーグルの小学校受験対策講座
子どもには、その子が最大限に伸びる環境づくりもとても大事。幼児教室ヘーグルでは受験にも対応した「小学校受験対策講座」を用意しています。最初は集中力がなく、2時間も座っていられないという子どもも、授業が進むにつれ、次第に色々なことに興味をもち始め、吸い込まれるように取り組みに集中、修了時には心身ともに成長した姿に変わっていきます。
小学校受験しない子でも、もちろん大丈夫。「受験はしなかったけど、あの時受けさせておいて本当に良かった!」と思える、どんな子どもも最大限に伸ばすプログラムです。
ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ヘーグルの右脳開発をもっと知りたい方はこちら
[blogcard url=”https://www.hegl.co.jp/wp/heglnews/12551/” title=”7600冊を読破!遊びの中で学ばせる脅威の教育法とは” content=”子どもが生まれる10年前ぐらいにテレビでみたことがあったのと、当時は立川に住んでいたこともあって、ヘーグルのことは知っていました。色々な幼児教室の体験授業に参加してみて、子どもが一番食いついていたのがヘーグルだったので、すぐに入会を決めました。…”] [blogcard url=”https://www.hegl.co.jp/wp/heglnews/13926/” title=”1日2時間半コツコツ勉強! 4歳で毎日机に向かう習慣が身についた” content=”生後7〜8ヶ月から2歳4ヶ月まで市内にある別の幼児教室に通っていましたが、あまり合わないと感じていたので、下の子の出産を機に辞めてしまいました。それから、市内で幼児教室を探しているときにヘーグルをみつけて体験授業を受けてみたら、授業のスピードや情報量が…”]株式会社ヘーグル 代表
「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。
【執筆者】逸見 宙偉子(へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表
「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。