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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】子どものリーダーシップを育てるには? 親の関わり方について徹底解説!

子どものリーダーシップを育てるには

学校でも職場でも友人関係でも、リーダーシップを発揮してみんなを取りまとめてくれる、そんな存在の人がいますね。「VUCA=将来の予測が困難」な現代においては、多様性のある人々の中心となり、個々の力を引き出しまとめていくようなリーダーシップのある人材が求められています。
もちろん、リーダーシップは持って生まれた性格も関係していますが、意識することで後天的に伸ばしていくこともできるとされています。幼児期から子どものリーダーシップを伸ばすにはどうしたらいいのか、親の関わり方についてわかりやすく解説していきます。

リーダーシップとは?

リーダーシップとは、「指導力」「統率力」を意味します。つまり、集団をまとめ、目標とするところへ導いていく力といえます。さらに具体的に、現代のリーダーに求められる資質について見ていきましょう。

今、リーダーに求められる資質

「リーダーシップを取る」、「リーダー」というと、強い力でみんなをグイグイ引っ張っていく「カリスマ的な人」、というイメージがあるかもしれません。一時期は確かにそんなトップダウン型のリーダー像が広まりましたが、現代社会において理想とされるリーダーは少し違います。主体性だけではなく共感力やコミュニケーション能力なども重視されるようになってきているのです。

主体性

他人まかせではなく、自分ごととして何事にも積極的に取り組む「主体性」は、リーダーに欠かせない要素です。

共感力

以前のようにワンマンなリーダーでは人を動かせません。今求められるのは共感力。相手の考えに寄り添い、理解する姿勢が大切です。また、支持されるリーダーは自分の意見や思いをわかりやすく伝え、自然と周囲に共感してもらえる力を持っています。

コミュニケーション能力

特定の人としかつながらないのではなく、幅広い人とのつながりを持ち、価値観の違いを認め楽しめるようなコミュニケーション能力が必要です。

思考力・実行力

経験や周囲の情報から推測し、集団にとってよりよい方向性を考える思考力、そして目標に向かって推進する実行力。これらも、現代のリーダーに求められる資質です。

リーダーシップのある子の特徴

具体的に「リーダーシップのある子」の特徴はというと、以下のような点があげられます。
 ・自分の意見をきちんと言える
 ・相手の意見も尊重できる
・どんな子に対しても平等に接する
・広い視野でものごとを考える
・最後までやり切る
このような子は、友だちや先生の信頼が厚く、イベントなどにおいて中心的な役割を任せられることがよくあります。その体験がさらに学びとなって、リーダーシップがより一層磨かれていくのです。

リーダーシップはリーダーだけに必要なわけではない

リーダーシップ、というと、その名のとおりリーダーに必要な資質、というように考えるかもしれません。「うちの子は前に出るタイプじゃないから関係ない」と思うのは、実は間違っています。スポーツでもクラスのイベントでも、リーダー一人ががんばってもメンバーの気持ちが前向きでなければうまく進まないでしょう。
目標達成のために必要なのは、集団の全員が主体的に考えて取り組み、自らものごとを動かそうというリーダーシップを持つこと。リーダーの役割はそれを支え、取りまとめていくことにあります。そうしてメンバーみんなで同じ方向を向くことで、大きな結果が得られるのです。
学校でも社会においても、リーダーシップを身につけることが今後求められているのです。

リーダーシップは経験で身につくもの~早期から取り組む必要性~

前述のように、リーダーシップは経験を重ねるごとに育つもの。大人になってから机上で学ぶことは難しいのです。早期から集団の中でリーダーシップを発揮できる機会をたくさん持つことで、自然と身についていきます。
次章では、幼児期から親が取り組みたい「リーダーシップをはぐくむための関わり方」を紹介します。

 

リーダーシップを育むための親の関わり方10選

幼児期から子どものリーダーシップをはぐくむには、普段の家庭での関わり方がポイントになります。日常で取り入れたいことを10にしぼって紹介するので、ぜひ参考にしてください。

さまざまなことにチャレンジさせる

学校というコミュニティだけではなく、地域のサークルに入ったりイベントに参加したり、多彩な経験をし、さまざまな人と触れ合えるように機会を設けてあげましょう。
知らないことは先生や先輩からやり方を教えてもらい、助けてもらう必要があります。そうする中で、指導やサポートのノウハウを肌で学ぶことができます。
また、普段と違う友人と触れ合うことで、人はそれぞれ違う考えを持つこと、その人たちとうまくやっていくことを学んでいくのです。

普段から自分で決めることを習慣づける

「宿題は4時から」「おやつは毎日これだけ」「ゲームは1日20分」など、子どものあらゆることを親が決めていませんか。親のいうとおりに従う子どもに育つと、自らの意図で行動したり発言したりが苦手になってしまうかもしれません。
「宿題は何時からする?」「ゲームはどのくらいやりたい?」など親はまず子どもの意見を聞くようにしましょう。相談したうえで、子ども自身が考えて決めるように促すのです。自分で決めて実行する、というパターンを身につけられると、何事も主体的に取り組むことができるようになります。

チームスポーツをさせる

サッカー、バスケットボール、野球などチームスポーツをさせることもおすすめ。プレイの中で自分の役割を認識し、チーム全体の勝利に向かって一人ひとりができることをする。そんな経験の中でリーダーシップは自然と育っていきます。

創造力を高める遊びをさせる

目標達成や問題解決のためにリーダーに求められるのは、新たな視点やアイディアを生み出す創造力。
幼児期から創造力を高める遊びを取り入れてみましょう。オリジナルの世界観を作り出す「ごっこ遊び」、自由な発想で取り組む「工作、お絵描き」、豊かな発想を育てる「読書」などがおすすめ。
のびのびと遊ぶ中で、柔軟な考え方を育てていきましょう。

忍耐力を育てる取り組みを積極的にさせる

リーダーには計画を最後までやり抜く忍耐力も求められます。子どものころからあきらめずにがんばりぬく大切さを教えてあげるといいでしょう。習い事やスポーツの技の習得など、自分で決めた目標を苦労して成し遂げた経験は、大きな自信となります。

失敗を責めず原因をしっかり考えさせる

子どもが何か失敗してしまったとき、「だから言ったでしょ!」など頭ごなしに叱るのは避けましょう。それが続くと、失敗を過度に恐れて自分の意見を抑え込む子どもになってしまうかもしれません。
親は冷静に失敗を受け止め、「どうして失敗したのか」「今度はどうすればいいか」を子ども自身に考えさせるのです。そして、「次はきっとうまくいくね!」とそっと背中を押してあげてください。そうすれば、めげずに何事にもチャレンジする心が育つでしょう。

相談・交渉の習慣をつける

「どうしても今日あのおもちゃがほしい!」など、無理やわがままに思える子どもの発言も多いもの。それに対して、「そんなのダメに決まっているでしょ!」「できません!」とすぐ否定してしまうのは、リーダーシップ醸成の機会損失に。
まずは、「おもちゃがほしいんだね」などといったん受け止め、それを実現するための相談・交渉をする習慣を子どもにつけさせるといいでしょう。
子どもにも子どもなりの思いと主張があります。それを尊重しつつ、親の意見や提案も伝えましょう。そして、「お小遣いをためて買う」「お誕生日に買ってもらう」など双方納得できる落としどころを探すのです。意見が違うもの同士を調整していくという、リーダーシップに欠かせないレッスンになるでしょう。

大人と会話したり遊んだりする機会をつくる

大人や少し歳の離れたお兄さん、お姉さんと関わる機会があれば積極的に連れていきましょう。年長者としての気遣い、優しさ、ものごとへの対処の仕方などを間近に見ることで、自身の他者への振る舞いの参考になります。

親が手本になってコミュニケーションの大切さを教える

子どもにリーダーシップを発揮してもらいたいなら、まずは最も身近な親が実践して見せることが大切。家族も小さな集団です。身近すぎてつい自分の意見を通そうとしてしまいがちですが、相手の意見も聞きつつ、うまくまとめていくようにしてみてください。そんな親のコミュニケーションや言動を見て育てば、子どもにもリーダーシップが育っていくでしょう。

「リーダー」とはどんな人かを考えさせる

子ども自身が「リーダー」とはどんな人かを理解することで、自分もそうなりたいと考えるきっかけができます。大人の意見の押し付けではなく、自由に発想させましょう。子どもが好きな物語の主人公やアニメのキャラクターに例えてもらってもいいかもしれません。
優しい人、話を聞いてくれる人、はきはき話せる人…など出てきたイメージについて一緒に話し合い、「そんなリーダーが学校にいたらどう?何ができる?」などさらに深めて意見を出し合ってみてください。

 

まとめ

まず親が手本になることから

これからの時代に求められるリーダーシップ。まずは、最も身近にいる親がリーダーシップを発揮するように意識してみましょう。家族はもちろん、友人関係や職場の中でも主体性を持ってふるまうようにすれば、子どもにとって何よりの手本となるでしょう。

人とのコミュニケーションを大切に

リーダーシップは集団の中で磨かれるもの。子どもが積極的に多くの人と触れ合う機会を持ち、よりよいコミュニケーションを築けるように心がけることが重要です。

 

逸見理代表
【執筆者】逸見 宙偉子 (へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。
逸見代表
【執筆者】逸見 宙偉子(へんみ るいこ)
株式会社ヘーグル 代表

「波動読み」を世界で初めて開発。小学校受験 中学受験、高校受験、大学受験生の指導経験もあり、 幅広い経験の中で醸成される幼児からの右脳教育プログラムは、奥が深く、確実に成果の出るものとして絶賛されている。

 

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