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幼児教育の豆知識

【幼児教育の豆知識】頭のいい子に育てるには? 幼児期から取り組むべきことについて徹底解説!

頭の良い子に育てる

できるなら、わが子は「頭のいい子」に育ってほしい。お父さん、お母さんの多くはそう思うのではないでしょうか。「でも、頭のよさは生まれつきのものでは?」と考える人もいるかもしれません。確かに遺伝的要素もありますが、実は育つ環境も大きく影響します。いくら天賦の才があっても、それを開花させる環境がなければ枯れてしまうのです。
わが子の能力を埋もれさせず、「頭のいい子」に育てるためにどうすればいいのか。幼児期から家庭で取り入れたいポイントを解説していきます。

「頭のいい子」ってどんな子?

そもそも、「頭のいい子」とはどんな子どもを指すのでしょうか。
ただ「勉強ができる」だけではない、ということは近年周知されていることです。変化の激しい現代社会の中で臨機応変に対応し、自らの意思で道を切り開いていく。そんな「生きる力」「人間力」を備えていることが、「頭のいい子」の定義となってきています。
学校教育の目的も、中高大の入試問題も、こうした子どもの「人間力」を高め、測るものへと変化してきています。
もちろん、子どもですから未熟な部分が大きいもの。それでも、自分の考えで行動し、取り組んでいくといった「生きる力」の基礎的要素が早くから身についていると、その後も自ら成長を続けることができます。

頭のいい子の特徴

のちのち大きく能力を伸ばしていく、そんな「頭のいい子」にはどんな特徴があるのでしょう。具体的に解説していきます。

知的好奇心が旺盛

子ども時代は新しいものごととの出会いの連続。「これは何?」「どうしてこうなるの?」「ぼくもやってみたい!」。こんなふうに、身の回りのことに疑問を抱いたり、さまざまなことに興味・関心を持ってチャレンジしたり。知的好奇心が旺盛な子どもは、自ら知識を吸収し、ものごとを深掘りしていくことができます。
常に好奇心を持っていることで、自分の興味関心の方向性が把握しやすくもなります。すると、将来的にやりたいことも見つけやすくなるでしょう。

論理的思考力がある

疑問を抱いたことに対して、持っている情報や知識を総合して考え、結論を導き出す「ロジカルシンキング」(論理的思考)。この力がある子どもは、問題にぶつかっても自ら解決法を考えることができます。学習においてだけではなくビジネスの世界でも、ロジカルシンキングはとても重視されています。論理的に考え話すことで、考えが違う人とでも協働していくことができるのです。

判断力が高い

迷ったときや困ったときなど、どうしたらいいかを自分で判断できるのも、頭のいい子と言えるでしょう。その答えが合っているかどうかは大きな問題ではありません。肝心なのは、普段から自分なりの考えを持ち、想定外の状況になっても解決法を探すことができるかどうかです。
判断力が高い子どもは、小さなことでも自分なりの意見を持っています。そして、間違いを恐れずに発言し、他者の意見も素直に聞き入れることができます。

失敗にめげない、繰り返さない

近年は、「失敗したくないからやらない」という若者も増えているようです。しかし、失敗があるからこそ得られるものもあります。
頭のいい子は失敗を恐れずチャレンジし、失敗してもそこから学ぶのです。「なぜうまくいかなかったのか」「どうしたらうまくいくのか」を考え、再度チャレンジする。試行錯誤しながら自分のものにし、着実にステップアップしていきます。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い子どもは、さまざまな人から知識や情報を得ることができ、結果的に自らを豊かにすることができます。「コミュニケーション能力が高い」とは、たんなるおしゃべりや集団の中で声が大きいということではありません。相手を思った会話のキャッチボールができ、良好な人間関係が築けるかどうかが重要です。
「頭がいい」と言われる子は、クラスを取りまとめたり友だちのもめごとを仲裁したり、中心的な役割を果たしていることも多いものです。

あきらめず最後までやり切る

少し困難なことがあると投げ出してしまう…。子どもにはありがちですが、頭のいい子は知見が広くさまざまな方法を自分で考えることができるため、あきらめずに最後まで努力することができます。そうして「やり遂げた」という成功体験は、また新たな挑戦へと向かう原動力となります。

頭のいい子に育てる8つのポイント

前章にあるような「頭のいい子」の特徴をぜひわが子にも…そうと思ったときに、必要なのはなにも特別なことではありません。家庭において日頃からの接し方を工夫することで、自然と子どもの思考を変えていくことができるのです。
そのポイントを8つに絞って解説します。子どもと接するときには思い出してみてくださいね。

子どもの「なぜ?」「どうして?」には、すぐには答えない

子どもがものごとに疑問を持ったときに、「それはね…」とすぐ答えてしまっていませんか。親が簡単に答えを教えてしまうと、子どもは「親に聞いたらいい」とインプットしてしまいます。
「なぜこうなるの?」「どうして~なの?」といった質問に対しては、「どうしてだと思う?」と返すようにしてみてください。つまりは、自分で一度考える時間を与えてあげるのです。答えられないこともあるでしょう。まったく的外れな答えが出てくるかもしれません。それでも、「自分で考える」ということが重要なのです。
親は適切にヒントを与えてあげたり、図鑑で一緒に調べたりするなど、子どもが自ら答えを追求していけるようサポートしてあげるといいですね。

指示ではなく、質問する

「遊んだら片付けなさい」「ご飯中に立ち歩いてはダメ」など、子どもに指示する言い方をついしてしまうというお父さん、お母さんもいるでしょう。しかし、指示をされてばかりいると、子どもが自ら考える力は育ちません。
子どもに話しかけるときには、なるべく「なぜ」「どうして」を使うように心がけてみてください。「なぜおもちゃをそのままにしておくといけないと思う?」「ご飯中はなぜ立ち歩いてはダメだと思う?」というように、子どもに理由を考えさせるのです。
考えることで、「大事なおもちゃをなくさないためには片付けたほうがいいな」など、自分の中に落とし込みができます。それだけではなく、「どのように片付けたら次に使うとき便利だろう」というように、思考を展開していくきっかけにもなります。
常にものごとに対して疑問を抱き、自ら答えを探求する力を養っていきましょう。

さまざまなことを体験させる機会を作る

本でトンボについて読むのと、実際にトンボを捕まえてその手に持ち、命の躍動を感じながら観察するのとでは、得るものに大きな差があります。子どもにはなるべく「実体験」としてさまざまなことに触れる機会を与えてあげるといいでしょう。
近所の公園もちょっとした散歩も体験になります。休日に博物館や美術館などに出かけるのもいいですね。子どもの五感を活性化させるよう、情報を集めてみましょう。
地域のお祭りやスポーツイベントに出かけるのもおすすめ。親以外の大人と触れ合うのも、子どもにとっては刺激になります。
そして親は、そのときどきの子どもの反応をよく見ておくこと。関心が高そうであれば、そこから知識を広げられるようサポートを。例えば水族館で夢中になった魚を図鑑で詳しく調べる、音楽会で興味を持った楽器を実際に演奏させてあげるなど、知的好奇心の芽を育ててあげましょう。

読書を通じて、たくさんの言葉にふれさせる

読書は、語彙力を鍛えるだけではなくさまざまな効果が期待できます。登場人物のセリフから感情を学び、想像力を育てます。美しい絵は感受性を磨き、ストーリーを追うことで論理的な思考力が高まります。登場人物の気持ちを考えることで、コミュニケーション力が磨かれ、自然科学や歴史などの本は知識を豊かにしてくれます。
子どもが幼い間は、なるべく読み聞かせをしてあげるといいでしょう。家に本棚を設け、いつでも手の届くところに本がある状況にしておくのも効果的です。何より、親が楽しく読書をしている姿はお手本となります。
少し大きくなったら一緒に図書館に行って本を選ぶなど、子どもの発達に合った多くの良書と出会える機会を作ってあげましょう。

指先をたくさん使わせる

第二の脳とも言われる手指。「巧緻性」=指先の器用さ、は知能の高さと関係していると考えられ、小学校受験でも取り入れられている分野です。遊びのなかで指先を動かすことで、楽しみながら脳に刺激を与えていきましょう。
じゃんけんや手遊び、折り紙、ひも通し、粘土、シール貼り、塗り絵など幼児期からできる指先を使う遊びはたくさん。新聞紙を破る、洗濯ばさみをつなげるなど、身近なものも活用できます。少し大きくなれば、あやとりや切り絵、ビーズ通しなどにチャレンジするのもいいでしょう。
ビアノやそろばんなどの習い事も、指先の器用さを高めるとされています。

思いやりの心を育む

他者のことを思いやれる子どもは協調性を持ち、良好なコミュニケーションを築くことができます。
3歳ごろまでは、自分中心で他者の気持ちを考えることは難しいのですが、4歳前後から少しずつ社会性が育ってきます。そのころから親は、折に触れ他者の気持ちを考えられるような声掛けをしていきましょう。
友だちとケンカをしたなら、「どうして〇〇くんは怒っちゃったのかな」とその反応に対して一緒に考える、叱る際には「そんなことをしたらお母さんは悲しいよ」とアイメッセージで感情を入れて話すなど。相手の立場でものごとが見られるようにしてあげるのです。
そのほか、読書をしながらキャラクターの気持ちを考えてみることも、思いやりの心をはぐくみます。

失敗しても大丈夫と伝える

失敗しても心折れずに学びに変える子どもは、自らの力で道を切り開いていく「レジリエンス」を身につけていきます。なんでも親がお膳立てして、失敗しない環境を作るのは逆効果。子どもが失敗しても叱責(しっせき)せず、子ども自身が原因を考え、次へのステップとできるような接し方をしてあげましょう。「失敗しても大丈夫」と子どもに伝えるには、親が自らの失敗を隠さないことも大切です。
我慢や工夫をさせることも「レジリエンス」を高めます。子どもが望めばなんでも買ってあげるのは単なる甘やかしに。早くからお小遣い制にして、ほしいおもちゃは自分で手に入れるようにするなど「欲求をがまんする」「欲求をかなえるための方法を考えさせる」といいでしょう。

子どもに愛情を伝える

学校で優秀な子どもほど、家ではのんびり過ごしているといいます。家が安らげる場所であるからこそ、存分に充電し、外の世界でまたがんばれるのです。
子どもにとって家庭が心安らぐ場所であるために最も大切なのは、「親の愛情」。親に無条件に愛されている、と感じることで、子どもの心は安定します。
親は、日頃からよく会話をしてコミュニケーションをはかるのはもちろん、スキンシップや「大好きだよ」という愛情表現も忘れずに。子どもが遠慮なく甘えられる、どんなことでも話せる、そんな親子関係を築きましょう。

まとめ

子どもの頭をよくするためには環境作りがとても大切

上記のポイントにあるとおり、家庭環境は子どもの「頭のよさ」に大きな影響を与えます。特に、一番近い存在である親の接し方は重要です。親は、わが子をよく見てよく話を聴き、十分にコミュニケーションを取るようにしましょう。「頭がよくなってほしい」と思って自分の考えを押し付けるのは間違っています。
自分らしく、のびのびと個性を生かせるよう家庭環境を整えてあげれば、子どもは自らの力で伸びていくことができるのです。

 

逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督 (へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。
逸見理事長
【執筆者】逸見 浩督(へんみ ひろただ)
株式会社ヘーグル 理事長

30年以上にわたって、幼児期からの理想的な能力開発と学習環境を追求、独自に開発した「親と子の共育大学のプログラム」など、親子でともに成長できる子育て、教育メソッドは絶大なる人気を誇る。

 

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