右脳開発でお子様の才能を開花
【幼児教室とは?】身に着けられる能力と選ぶ際のポイントを解説!
幼児期の子どもは、まるでスポンジのように体験したことを吸収します。それだけに「幼児教室」を検討するご家庭は多いわけですが、初めてだと何を基準に選べばいいのか迷うものです。本稿では、幼児教室のメリットや選ぶときのポイントなどを解説します。
Contents
幼児教室と習い事の違い
まず、幼児教室と習い事の違いから確認していきましょう。
幼児教室と習い事の大きな違いは、「幼児教室はお勉強をするだけではない」という点です。
幼児教室では、言葉や数字を使った学習もしますが、それらはメインの学習ではありません。
習い事では、何かを習得するために、1回1時間程度、勉強なら勉強、ピアノならピアノに集中させることが一般的。
一方で、幼児教室はあくまでも「遊び」や「コミュニケーション」を通じて、自分自身を表現すること、発想すること、問題を解決することなどの能力を育むことが目的です。
何を目的にしている教室であるかにもよりますが、基本的には無理にお子さまに長時間ひとつのことをさせ続けることはなく、さまざまなおもちゃやワークを用いて楽しく「生きる力」を身につけさせていきます。
また、幼児教室は各教室、独自のカリキュラムを持っていることが多く、幼児が無理矢理やらされるのではなく、自ら高い関心を持って授業に取り組めるような工夫がこらされているのです。
幼児教室とは6歳までが対象のさまざまな能力を身に着ける教室
幼児教室とは6歳(小学校入学前)までの乳幼児を対象とした教室です。「幼児教室」と一括りにしていますが、知育系や受験系などさまざまな体験ができる教室があります。
以下で幼児教室で学べる6つの系統をご紹介いたします。
● 知育系:モンテッソーリ教育やリトミックなど知能発達を促がすもの
● 受験系:受験が必要な幼稚園や小学校のための受験対策を想定したもの
● 芸術系:絵画や音楽などを通して、想像力や表現力を身に着けられるもの
● 言語系:英語や中国語など外国語でのコミュニケーションを学べるもの
● 科学系:理科実験や情報処理などを通して知好奇心や思考力を養えるもの
● 運動系:水泳や体操など楽しく身体を動かすことで運動能力を高めるもの
お受験をするなら幼児教室に通わせるべき?
「お受験をするなら幼児教室に通わせたほうがいいのかな」とお考えになるご両親も多いことかと思います。
実際、幼児は好奇心や学習意欲が非常に高く、6歳になるまでには、脳細胞が爆発的に成長し続けるため、この頃に幼児教室に通わせることは、お子さまの脳の発達に良い影響を与える可能性は高いです。
6歳になるとリンクスワンという物質が分泌され、脳細胞の発達がそれまでよりも格段に落ちます。
このリンクスワンが分泌されるまでに幼児教室で適切な教育を受けることで、お子さまの脳を飛躍的に成長させることができるはずです。
ただし、前項でご説明したように、幼児教室は各教室でカリキュラムはさまざま。
体験教室などをいくつか試して、お子さまが一番楽しく学べる、お受験を意識した幼児教室を見つけることができれば、通わせたほうがお受験に有利になる可能性があります。
幼児教室に通わせる目的を理解する
幼児教室にお子さまを通わせる際は、なぜ幼児教室に通わせるのか、目的を理解し、明確にすることが大切です。
ただ「発育に良いと聞いたから」と、比較検討もせずに目についた幼児教室にお子さまを通わせてしまうと、その教室のカリキュラムや雰囲気がお子さまに合わず、逆にお子さまの脳の発育にストップをかけてしまう場合もあるのです。
幼児教室での本来の目的は、お子さまが自分で考え、自分自身を表現する力を身につけさせること。
最終ゴールがお受験突破でも、将来の就職のためでも、根本の目的は変わりません。
お子さまがのびのびと、自分自身を包み隠さず表現できるよう、お子さまに本当に合った幼児教室を選びましょう。
幼児教室で身に着けられる3つの能力
幼児教室とは乳幼児を対象とした教室で、さまざまな体験ができます。
実際に幼児教室に子どもを通わせたとして、どのような能力を身に着けられるのでしょうか。
幼児教室で身に着けられる3つの能力を解説いたします。
1. 専門分野の知識や技術を学べる
先述したとおり、幼児教室には知育系や芸術系、言語系などさまざまな種類の教室があります。ピアノやギターなど楽器が演奏できるようになる教室や、英語や中国語など外国語でコミュニケーションが取れるようになる教室、プログラミング技術で本格的な作品制作ができるようになる教室など、専門分野の知識や技術を学べる教室が多くあります。
2. 協調性・社会性が身に着く
「教室」とあるだけに幼児教室は勉強のイメージが強いですが、実際には勉強をメインにしているところは多くありません。それよりも、さまざまな学習・体験、周りの子どもや大人(講師)との関わりをとおして、コミュニケーションの取り方や協調性・社会性に重点を置いています。
3. 自己肯定感を高められる
教室ごとに教育方針は異なるものの、多くの幼児教室では子どもが「楽しむ」ことを第一にしています。そのような教室では子どもが楽しく続けられるよう、目標を小分けに設定しています。
それは目標を達成し「できた」が増えるほど、講師や保護者から「がんばったね」と褒められ、子どもの自己肯定感が高まるからです。
幼児教室に通う3つのメリット
幼児教室に通うことで、子どもは専門の分野・技術や協調性・社会性、自己肯定感を身に着けられますが、それ以外にも3つのメリットが挙げられます。
1. 子どもの「可能性」を広げられる
乳幼児期の子どもの脳はまさにスポンジのように、些細な体験からでもさまざまなことをすぐに吸収します。そのため、できるだけ早い時期から幼児教室でさまざまな体験をさせてあげることは、子どもの将来の可能性を広げることに繋がるでしょう。
2. 第三者の視点の意見を聞ける
保護者と子どもだけで生活していると視野が狭まりやすく、悪い部分にばかり目についてしまうことに悩みを抱える保護者は多くいます。その点、幼児教室では講師から客観的な意見や評価を聞けるので、子どもの新たな側面に気づけます。
3. 似た考えの保護者と出会える
幼児教室は基本的に保護者の教育方針で子どもを通わせます。つまり、その教室には同じような教育方針の保護者が集まりやすく、似た考えの保護者と出会えます。ほかの保護者と子育ての悩みを相談したり、情報共有したりできるでしょう。
幼児教室の3つの注意点
幼児教室は子どもの可能性を広げられたり、講師やほかの保護者から客観的な意見を聞けたりとさまざまなメリットがあります。
その反面、いくつか注意点もあります。3つの注意点を解説いたします。
1. 子どもにストレスがかかる可能性がある
子どもによって好きなこと、苦手なことはさまざまです。せっかく幼児教室に通わせても、それが苦手なことや興味のないことだと大きなストレスになることもあるので、通わせるのであれば子どもの性格や興味を第一に考えて教室を選ぶことをおすすめします。
2. 入会金や教材費など経済的負担がかかる
幼児教室に通わせるには毎月の月謝がかかります。そのほかにも、教室によっては入会金や教材費がかかることも多く、経済的負担は無視できません。あまりに高いと続けられなくなることもあるので、最終的にどれくらいかかるのかを確認しておきましょう。
3. 送迎・参加など保護者も時間を取られる
幼児教室が近所にあればよいのですが、離れていれば車や電車、バスでの送り迎えが必要です。また、発表会や試合などがある教室だと、準備や応援などで参加が求められることもあります。子どもを預けて保護者は自由、とはならないかもしれません。
幼児教室の料金相場
先ほど、幼児教室には月謝をはじめ、入会金や教材費など経済的な負担がかかる、とご紹介しました。では、幼児教室に通わせると具体的にどれくらいかかるのでしょうか。
教室によってさまざまではありますが、月謝は6,000~1万2,000円が相場とされます。そこに、入会金や教材費がかかるとして、初月は2万~3万円はみておくとよいでしょう。
幼児教室を選ぶ際の5つのポイント
幼児教室には知育系や芸術系などさまざまな種類があり、さらに同じ種類でも教室によって特色が異なります。では、いったい何を基準に、幼児教室は選べばよいのでしょうか。
5つのポイントを解説いたします。
1. 子どもと教室の相性はどうか
教室との相性が悪いと、子どもは楽しく通うことができません。大抵の幼児教室では入会前に見学や体験授業があるので、いくつか試してみて相性を確かめましょう。
2. 教室の教育方針に共感できるか
同じ種類でも教室によって教育方針はさまざまです。内容によっては子どもに合わないこともあるので、どのような方針で教育されているのか確認しておくのがよいでしょう。
3. ほかの子どもや保護者の雰囲気はどうか
教室の教育方針が素晴らしくても、ほかの子どもやその保護者との関係で気持ちよく通えないこともあるでしょう。見学や体験授業の際には、周りの雰囲気を感じておくと安心です。
4. 無理なく通える距離か
意外と見落としがちなのが、家から教室までの距離です。幼児教室では保護者が送り迎えをします。あまり遠いと送り迎えが負担になるので、無理のない距離で探しましょう。
5. 月謝など経済的な負担はどうか
幼児教室の月謝の相場は2~3万円です。月謝2万円だとして年間24万円、3年間で72万円かかります。長期的に経済負担にならないか考えましょう。
幼児教室は「子どもが楽しめるか」が一番大事!
本稿では、幼児教室とは何かや、通うことのメリット、教室を選ぶときのポイントなどをご紹介してきました。幼児教室とは乳幼児を対象とした教室のことで、知育系や受験系、芸術系などさまざまな種類があり、通うことで子どもの可能性を広げることができ、さらにほかの子どもや講師との関わりから社会性・協調性を育むことが期待できます。
このように幼児教室にはさまざまなメリットがある反面、子どもと教室との相性が悪いと楽しく通えないばかりか、子どもが大きなストレスを抱えてしまうこともあります。せっかく子どものためを思って通わせていたとしても、これではあまり意味がないので、幼児教室に通わせるのなら「子どもが楽しめるか」を一番に考えてあげましょう。
幼児教室に関するよくある質問
- 幼児教室はどうやって選べばよいでしょうか?
- 教育方針やカリキュラムがしっかりしているかや目的に合った教室を確認をした上で選ぶ必要があります。
- 幼児教室は何歳から通うのが効果的でしょうか?
- 潜在的な力を伸ばすためには早ければ早いほど、良いと言われてます。
- 幼児教室ではどのような能力が身につきますか?
- 教室によって異なりますが、「専門分野の知識や技術」・「協調性や社会性」・「自己肯定感」や「潜在的な能力」を開花させたり、身に着ける事が出来ます。