偏差値教育・学歴偏重教育のジレンマに陥らないために

子育て中の保護者のみなさんは、我が子の将来についていろいろと悩むことも多いと思います。

幸せに生きてほしい、成功してほしい、苦労してほしくない。

そのために、小学校から受験に挑戦したり、いい中学・高校・大学に入るために塾に通わせたり、たくさんの努力をされています。

大成功を望んでいるわけではなくとも、人並みに安定した生活を送ってほしいという願いを持つ方も少なくありません。

ですが昨今の社会において、大きな苦労のない安定した生活はもはや貴重であり、これも一種の成功ととらえることが出来ます。

そういった普通の生活をするために、幼い頃から受験勉強などに多くの時間を割いている子どもがたくさんいます。

ですが、果たしてそれが本当に子どもたちのためなのでしょうか。

ここで一度、改めて考えたいのが、「成功とは何か」ということです。

成功とは、その人自身がどれだけ幸せだと感じているか。つまり、幸福感と言い換えることができます

幸福であるかどうかは、その人が何を望んでいるか、どうありたいかということが大きくかかわってきます。

子どもの幸福は、子ども自身にしか決められないことなのです。

幼少期から少年期は、多感でいろんなことに挑戦できる時期です。

好きなことに熱中したり、たくさんの刺激を受け、その子の可能性を開くために大切なとき。その時期に受験勉強に時間を割きすぎれば、可能性にフタをしてしまうかもしれません。


実際、受験戦争に参加している子どもたちの生活は驚くべきものです。

毎日塾に通っていたり、家族との食事の時間すらなかったり、夜遅くまで勉強漬けだったりと、子どもたちの精神状態にとって良い影響をもたらすとは考えづらい環境となっています。

そうやって受験戦争を勝ち抜き、一流企業に就職したりキャリア官僚になった人は、「成功=幸福」となれたのでしょうか。

最近ではそういったエリート達の中にも、心身症になったり、最悪の場合自殺してしまう人も増えてきています。これは、それまで必死に努力してきた勉強だけでは、社会を生き抜く力になりえなかったということです。


とはいえ、今の学歴社会の日本において、受験である程度の結果を残すことは大切です。受験によって広がる可能性も確かにあるからです。

では子どもを育てるとき、どうしてあげるのが良いのでしょうか。

今求められているのは、「子どもの能力を引き出す教育」です。

能力を引き出すことで、子どもたちが子どもらしくありながら、将来必要となる心の力(EQ)を高める時間と余裕を持ち、受験勉強をらくらくとクリアできるようになります。

能力を引き出すというのは、脳の器を大きくするということです。

例えばコップに水をそそぐとき、大量の水を入れたいと思って休みなくそそぎ続けたとしても、コップが小さいままだと水は溢れるだけです。たくさん入れたいなら、まずコップを大きくすることが必要です。

実際に、一般的な人は普段、脳の3%ほどしか使っていないということが分かっています。

小さいころから残り97%を使うトレーニングを行い、右脳と左脳を連動させて、脳を最大限使いこなすことができれば、受験勉強も難しくありません。

子どもたちの可能性を広げるために、将来の「成功=幸せ」をつかむために、最初にやるべきことは脳の器を大きくしてあげること。ぜひ能力開発にチャレンジしてみてくださいね。

子どもの幸福は子ども自身にしか決められません!まずは脳の器を大きくしよう!

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