右脳開発でお子様の才能を開花
第39回 子どものやりたいことはすべて善
子どもが何かをやりたいと言い始めたとき、
あなたはどうしますか?
たいていは、
「そんなことをやって、どうするの?」とか、
「それはお金がかかるから、どうだろう」などと言って、
子どものやる気を削いでしまうことがあります。
やりたいことがコロコロ変わるなど、親から見て厳しいと
思える状況であることもあります。
しかし、子どもが何かやりたいと言い始めたときに、
すぐに否定するのは禁物です。
この場合、大事なことは、
「子どもがやりたいという事柄」ではなくて、
「子どもが何かをやりたいという熱や気持ち」
なのです。
親として、すぐにOKを出せない時もあるでしょう。
そういうときは、すぐに「それは、だめだよ」という前に、
どうしてやらせてあげられないのかを一緒に考えて、
どうしたら解決ができるかを親子で建設的に考えます。
子どもが何かをやりたいと言って始めたとき、
とことんやらせてあげると、子どもの心の底に眠っている
「やる気のマグマ」にぶち当たります。
ここに当たると、まるで温泉を掘り当てたように
どんどんやる気のエネルギーがわき出してきます。
一つ掘り当てたら、また次と言うように、本人が
納得いくまでやらせてあげるのです。
それと反対に、本人がまだやり足りない状態で親が
半強制的にやめさせてしまうと、「やる気のマグマ」に
ぶち当たることなく終わってしまうので、何事も中途半端で、
結局何に対してもやる気のない子に育ってしまいます。
大きくなってから、「この子はやる気がないんです」という
親御さんがいらっしゃいます。
そういう場合は、過去に子どもが何かをやりたいと
言い始めたときに、本人の意思を無視してやめさせたことが
なかったかを考えてみてください。
ある国立大学の大学院の助教授がこんな話をしていました。
「大学院生になって専門的な研究が始まっても、
それに本気で打ち込む学生がとても少なくて困っています。
なぜなら、小さいうちにやりたいことがあっても、
それを中断させられて勉強ばかりしてきたから、自分としては、
本気でこれがやりたいということで大学院に来たわけではない、
と言うんです。
そんなあまりやる気のない学生を引っ張るのは大変なんです」と。
せっかくの難関大学を突破してもそうであっては、
何とも寂しいものです。
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幼児期、特に小学生までの間は
何かに没頭できた時間や取り組めた時間が
その後のお子様の人生をどれだけ豊かにし、
力を発揮していくのか計り知れません…!!
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育っていくことを願い、これまでたくさんの
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