右脳開発でお子様の才能を開花
第40回 子どもの教育の以前に、両親のあり方が大切
子育てというと、親が子どもにどのように対処するかや
教育方法について考え始めます。
しかし、子どもが生まれる前に、夫になる人と
妻になる人が結婚することが前提です。
つまり、お父さんになる人とお母さんになる人が
いなければ、子どもは生まれないのです。
そう考えると、子どもの根源は夫婦ということになります。
夫婦同士が、お互いに大切にし合っていれば、
子どもは本能的に両親を大切にします。
例えば、思春期の長男がお母さんの言うことを
聞かないとします。
その時、お父さんはどう対処するでしょう。
ふつうは、「お母さんの言うことをちゃんと聞きなさい」と
諭すでしょう。
でも、あまりにも言うことを聞かないで
暴力さえ振るったときは、
「おれの大事な奥さんに乱暴するな!」と
強く言ってみてください。
そして、お父さんは、子どもをはねのけて
奥さんを抱きしめてあげるのです。
その時、長男は何を見るのでしょうか。
それは、「男というものは、まず第一に
女の人を守ってやることだ」
ということを学ぶのです。
家族を守り、一番大切な伴侶を守る姿を見て、
子どもは一つの使命感に気づきます。
お父さんは、長男に「おまえは、男の子だ。
男の子は、小さくても女の人を守らなければいけない。
お父さんが家にいないときは、お母さんや妹を守るのが
お前の役目だ。頼んだぞ」と言い聞かせるのです。
そうすると、お母さんや妹に乱暴するどころか、
少しでも助けようとするようになります。
そのような姿を見せてあげると、子どもは否応なしに
自立の方向に進んでいきます。
このように、家族それぞれの立場や、立ち位置をはっきり
させることによって、役割を理解して学んでいきます。
そのとき、長男がちょっと寂しそうな表情をしていたら、
お父さんは、すかさず長男の体を揉んであげてもいいでしょう。
特に、スポーツをしていれば、常に足が痛いものです。
足の裏を揉んでやりながら、
「お前は、家族の大事な一員だ。
みんなで、力を合わせてがんばっていこうね」と
小声で語りかけてあげると、家族の絆が
一段と強くなっていくのです。
イチローの父、チチローさんも、イチローと
うまくいかなかったときには、
イチローの足を揉んでやりながら、
いろいろなことを語りかけたそうです。
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●ここ、ヘーグルでも
素敵なお父様、お母様が「成果インタビュー」に
ご夫婦で応じてくださいました☆