右脳開発でお子様の才能を開花
第45回 子どもの物事の本質を見る眼を育てよう
かつて、「豚インフルエンザ」が流行りましたが、
本当に怖いことです。
日本でも相当の神経を使って対処しているようですが、
大事にいたらぬよう、日頃からできることを
こまめにするしかありません。
また、「鳥インフルエンザ」や「狂牛病」、
「蜂群崩壊症候群」などの問題は、
今までであれば自然界が人間を当たり前のように
応援、援助してくれていたものが、
いきなり牙を向き始めた感じです。
でも、よく考えてみれば当たり前のことです。
例えば、「鳥インフルエンザ」が発覚したとき、
その鶏舎にいた鶏はもちろん、周りの鶏舎にいる鶏も
一斉に処分します。
「できるだけ感染の経路を断つ」という人間の立場から見れば、
ごく当たり前のこととして映るでしょう。
でも、鶏だって立派な生き物ですし、
そういう意味で言えば、私たち人間の仲間でもあります。
もし人間が一人感染しても、そのような処置はしないでしょう。
人間のエゴ的発想は際限がありません。
今までの人間の「強欲=greed」は、
地球が寛容できる量と範囲を超え、
とんでもないところまでやってきました。
それに対して、地球が怒り始めました。
いたる所で起こっている森林火災も、地球の怒りです。
先日もNHKで、地球環境に関する特集を組んでいましたが、
「もうここまで来ているのか?」というのが正直な感想です。
人間の行動を支配するのは、人間の意識です。
この人間の意識が最近変わってきました。
今の若者、特に「草食系男子」は、どうも欲、特に購買意欲が
ないようです。
女性も結婚願望が薄れ、少子化に拍車をかけています。
このような現象は、人間にとって進化なのか退化なのかは
見方によりますが、これからの時代を生きていくのは、
間違いなく若者たちです。
おそらく強欲な世代の背中を見て育ってきたことだけは
間違いないのです。
彼らは、同じ間違いをしないようにしようとしています。
これ以上、地球を追い込みたくないのです。
そんな彼らに対して、私たち大人が絶対にしてはならないのは、
今まで私たちが生きてきた価値観を押しつけることです。
今までの自己中心的な考え方は間違っていたのです。
そのことを肝に銘じておかなければなりません。
ましてや、彼らの邪魔になってはいけないのです。
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お子さまが大人になった時の世界について、
一緒に真剣に考えてみませんか?
人工知能の併せ持つ「素晴らしさや恐ろしさ」についての
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