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①幼児期からの右脳開発・右脳教育

第79回 競争が本来の勉強の楽しさを遠ざける

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競争また競争の毎日では、

勉強の本来の目的がわからなくなってしまいます。

本当は、学力をつけることそのものが喜びであるはずですし、

学ぶことが、心の成長につながらなければなりません。

へーグルの右脳開発によって、効率よく勉強が進むようになれば、

自分がやりたいことに思う存分取り組む時間が生まれます。

もっと他の興味あること、学びやスポーツ、

趣味に没頭することができます。

そして、自分でどんどんやりたいことを工夫して実行する、

自立学習ができる子どもになるのです。

そんな子どもたちは、これから未来に向かって、

自分の力でさらに大きな可能性を見出すでしょう。

 

人間の発達には、段階的な時期があります。

第1期 『感覚運動的知能の時期』(誕生~2歳ごろ)
反射=生得的行動様式を基礎として
環境に対応して同化していく時期。

第2期 『前操作的表象の時期』(2歳~7,8歳ごろ)
保存=質量保存の概念を形成するが、まだ論理的思考はできない。

第3期 『具体的操作の時期』(7,8歳~11,12歳ごろ)
論理的思考ができるようになる。

第4期 『形式的操作の時期』(11,12歳~ )
数や論理の上だけで抽象的思考をするということを学び、
より高度な学習体系に入る。

 

このような段階を経て、子どもは発達していくのです。

このことを考慮しながら、能力自体の向上も併せて行うと、

子どもの能力がより立体的に加速度を増して進化していきます。

きちんと基盤となる素地力を身につけ、

自立学習できる力を養えば、

本人が自覚を持ったときに大きな力を発揮します。

その時期や子どもの性格に配慮し、

親が冷静に待ってあげることが大切です。

親や指導者は、競争原理を利用して子どもを伸ばそうとします。

たしかに、競争した方が、早く結果を出せるかもしれません。

しかし、競争に勝つことが喜びとなってしまった子どもは、

そのこと自体が目的となり、

本来の勉強の喜びから遠ざかってしまいます。

そうすると、受験が終わった途端に

やる気を失ってしまうこともあるのです。

へーグルの右脳開発やMEPカリキュラムは、

そういった競争原理に基づくのではなく、

子どもが学習の本来の楽しさに気付けるような指導をしています。

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