右脳開発でお子様の才能を開花
第83回 幼少期のしつけはとても大切
あるお母様からうかがった話です。
娘が幼稚園に入って、初めての参観日。
運動会が近いので、園庭でリレーや
障害物競走の練習を見学しました。
走り回る3歳児の集団を仕切る先生は、すごいと思います。
私だったら、1人だけでも手を焼くのに…。
3歳児は時々怪獣に変身するから大変です。
先生は笛ひとつで全員を整列させて、
順番を待つ子はしゃがんで一所懸命応援します。
なんとも可愛らしいです。
それでも、中には集団から離れてしまう子も出てきます。
男の子が3人、怪獣ごっこを始めてしまいました。
2匹の怪獣対1人のナントカレンジャーの戦いは、
決着がつかないまま、怪獣たちの逃走によって
あっけなく終結を迎えました。
すると、そのナントカレンジャーは、私のすぐ横で、
「きさまぁ!とぉー!」と見えない敵と戦い始めたのです。
元気なのはいいけれど、他の子はみんな練習してるのになぁ……。
注意しようか迷っていると、戦いにも飽きた様子で、
「おまえだれのかーちゃん!」と言っています。
はて?台詞にしてはおかしいなぁ?と、しばらく考えていると、
そうか、「お前、誰の母ちゃん?」と、
私に質問しているんだ、とわかりました。
なんと、私は、3歳の子に『お前』呼ばわりされていたのです。
「お前、じゃないでしょう?」と、思わず言ってしまいました。
言ってしまってから、他人の子にこんなこと注意して
よかったのかな、と思いましたが、時すでに遅し。
今回は、「母ちゃん」には目をつぶろう、と思いました。。
ナントカレンジャーは、ビックリして目をまん丸にしています。
固まってしまったその子に、もう一度、
「私は○○のお母さん。
だけど、大人の人にお前って言うのはおかしいわよ。」
と言うと、何も言わずに走って行ってしまいました。
とりあえず、練習に戻っていきました。
彼にしてみれば、まったく予想していなかった答えが返ってきて、
不意をつかれたのだろうと思います。
初対面の大人を「お前」と呼ぶのは、
彼にとっては普通のことなのでしょう。
このような言葉づかいについて、周りの大人たちは、
教えてあげないのでしょうか。
親の顔が見てみたいとまわりを見回しても、
皆おしゃべりに夢中で、彼を気にしている人はいません。
まだ3歳なんだから、そんなに厳しいこと言わなくても、
と思われるかもしれない。
でも、小さい子どもは、良いことでも悪いことでも、
全部吸収してしまいます。
間違って覚えてしまったことを、
大きくなってから直すのは大変なことです。
だったら早いうちに修正した方が、
本人のためにもいいと思います。
いちばん傍にいる両親が教えられれば、いちばんいいのです。
三つ子の魂百まで、なのだから。
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