右脳開発でお子様の才能を開花
第91回 子どもが「嘘」をついたら ④
嘘には、「方便」というもう一つの側面があります。
相手の状況をよく考えて、真実をそのまま伝えるよりも、
嘘になっても違う言い方をした方が
かえってその人のためになるという場合、
それは方便ということになります。
方便となる嘘の奥には、
相手に対する深い思いやりの心があります。
以前こんなことがありました。小3の国語の授業のなかで、
「嘘をつくのは悪いことだけど、ついていい嘘もあるんだよ。
それを方便と言うんだよ」という話をしたら、
「じゃあ、先生、これはどうなの?
お母さんが作ってくれたお弁当を全部食べきれなかった時に、
友達にそのおかずを食べてもらったの。
お母さんには、とてもおいしかったよ、ごちそうさま、と言って、
空になったお弁当箱を渡したら、お母さんはにっこり笑ったの。
こんな時の嘘は、ついていい嘘なの?」
と、訊かれました。
このとき私は、「子どもって、大人が考えているよりも
深く物事を考えているんだなあ」
とつくづく思いました。
確かに、たとえ嘘であっても、それで相手が喜ぶのなら、
原則としてはいいと思うのですが………。
あなたなら、どう答えますか?
この答えは、簡単なようで結構難しいのです。
次回、実際にどのように答えたかをお知らせしましょう。
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