右脳開発でお子様の才能を開花
第192回 子どもに「読解力」をつけるには、幼児期に何をすべきか?
偉人に共通していることは、2つあると言います。
①周りの人たちからプラスの暗示を与えられていた。
②読書家である。
③天井が高い。自然の中で十分遊んでいる。
これは、多くの偉人を調べた結果出てきた事実です。
ですから、幼少期の頃から「本好きな子ども」に
育てることが大事なのです。
本は知の宝庫です。
世界中の色々な人たちの考え方や知識に
アクセスできます。
まずは、お母さんが1日10冊を目安に子どもに
本を読んであげましょう。
読み聞かせは、子どもを本好きにする第一歩です。
この時、注意しなければいけないのは、
お母さん自身が楽しんで、ワクワクしながら
読んであげることです。
子どもには、このワクワクした気持ちや
楽しそうな雰囲気が伝わります。
決して嫌々読んではいけません。
そして、抑揚を思いっきりつけて、
主人公になりきった気持ちで読んであげましょう。
すると、子どもは物語の世界に
どっぷりとはまっていきます。
このような楽しい体験が、
国語の読解力の基盤となります。
次の段階は、「音読」をさせることです。
音読は、単に読書量を増やすのではなく、
脳の活性化にもつながります。
音読すると視覚、聴覚の両方の感覚器官を
刺激します。
また、一行一行を重複することなく
注意深く読まなければならないので、
集中力も養われます。
また、さらに3つの効果も期待できます。
①知識や語いを増やす
何でも吸収する幼児期に、
たくさんのことばや文章に触れることで、
知識や語いがどんどん増えます。
②表現力や、日本語の感性を育てる
美しい日本語や、文学作品等の表現を知ることで、
自分自身で文を作ったり、
表現したりする力がつきます。
③読書が好きになる
読むことへの苦手意識をなくし、
読む楽しさに気付くことは、
読書好きな子どもが育つ第一歩です。
小学校に入学する前に、
2,500冊を目標に頑張りましょう。