右脳開発でお子様の才能を開花
第234回 幼児教育の基本は「言葉の豊かな環境」づくり
と言われます。
つまり、言葉には魂が宿っている
という意味です。
「バカ」と言われて喜ぶ人はいません。
でも、
「ありがとう」「愛してるよ」と言われると、
人は素直に喜びます。
つまり、言葉自体に「魂」があるからです。
そう考えると、
「家庭の中にはどんな言葉が
あふれているのか?」をよく考えてみると、
その家庭にある波動レベルがわかってきます。
プラスの言葉であふれているのか、
マイナスの言葉であふれているのか、
よく考えてみてください。
「類は友を呼ぶ」=家庭であふれている言葉が、
様々な事象を引き寄せてくるのです。
そうであれば、
なるべくプラスの言葉を使うようにすると、
様々なことが好転していきます。
人間(生命体)にとって
一番大事なものは何でしょう?
日本語で、
「ひ・ふ・み」=「一・二・三」と言いますが、
これは、「光・風(空気)・水」を
指しています。
これらが、人間(生命体)にとって
一番重要なものなのです。
一つ欠けても
人間は一日も生きていくことができません。
毎日、朝になると
お日様が上がってきて
小鳥たちが啼き始めるというのは、
当たり前と思いますが、
実は「有り難い」ことなのです。
私たちの「体」にとって
「光・風(空気)・水」は
必要不可欠なものですが、
「心」にとって一番大切なものとは
何でしょう?
それは、「心に光を与える言葉」なのです。
つまり、「愛ある言葉」です。
テレビのCMで「そこに愛はあるんか?」
というのがありますが、まさに真理です。
単にプラスの言葉とか
マイナスの言葉とかいうのではなく、
「愛の込められた言葉」が必要なのです。
時には、厳しい叱責の言葉を
発することもあるでしょう。
しかし、そこに
「相手に対する強い思い=愛情」があれば、
それは伝わります。
いくらプラスの言葉で固めても、
そこに愛がなければ
単なる「おべっか」になってしまいます。
お母さんが赤ちゃんに
言葉の働きかけをするのは
とても重要なことです。
「マザリーズ」というのがあります。
生まれたばかりの子どもに話す母親の言葉は、
赤ちゃんにとって一番の心の栄養です。
・普通より少し高い調子の声で話す
・抑揚を大きくする
・ゆっくり、繰り返し言う
・おだやかに、できれば、
微笑みを浮かべて話す
こうして、
お母さんから語りかけられた言葉が、
子どもの言葉の核を作ります。
やがて、その子の「絶対語感」が
作られていくのです。
この「絶対語感」は、
母親から学んだ言葉が基本となって
形成されていくのです。
まずは、ご家庭の中で
「豊かな言葉の環境」を作っていきましょう。
難しいと思われるかもしれませんが、
「親と子の共育大学」に参加していただければ、
そのコツをたくさん伝授します。