右脳開発でお子様の才能を開花
第244回 時間を有効に使える強い意志を持とう!
東京では、「緊急事態宣言」が延長され、
学校も5月末までは休校となりました。
世界12カ国にあるヘーグルの教室も
ほぼすべて休校となっています。
中国では、
今年1月くらいから授業ができず、
本格的再開は9月からになるようです。
このような状況の中で、
親も子もストレスだらけの毎日を
送っているのではないでしょうか。
まず、親御さんのイライラが
ほぼ限界にきていると思います。
このイライラの原因は、
様々だと思いますが、
お子さんに対するイライラも
大きなものの一つだと思います。
「何でそんなに遅いの?早くしなさい!」
「何で約束したのにやらないの?
約束も守れないの?」
子どものアラが見え過ぎる毎日です。
特に、男の子のお母さんは、
毎日ぶち切れていると思います。
毎週、金曜日と土曜日に
レクチャーをしていますが、
直接のレクチャーができなくて、
とても心配しています。
まずは、親御さんの方が
ストレスをためないことです。
大人だって、在宅勤務になったりすると
ルーズなことが出てきます。
極端に言えば、
上半身はきちんと身なりを整えていても、
下は寝間着だったり
ジャージだったりします。
スカイプやズームでは、
上半身しか映らないからです。
家で時間を区切るというのは、
なかなか難しいと思いますが、
タイマーやチャイム機能を利用して
規則正しい生活を送るようにしましょう。
人間は、放っておけば
夜型になるといわれています。
本当かどうかはわかりませんが、
体内時計は、24~25時間周期で回るため、
時間をあえて区切らないと
夜型になってしまうのです。
これを避けるには、日光によく当たり、
夜は明る過ぎるもの
=テレビやゲームなどを
あまりしないことです。
また、子どもも規則正しい生活リズムを
守りましょう。
学校に通っているのと
同じ時間にチャイムを鳴らし、
決められた時間に勉強をしたり、
友達とあらかじめ約束をしておいて、
その時間はスカイプをして
会話を楽しむとかするのです。
特に、ゲームのしすぎは大変危険です。
「ゲーム障害」というのは、
立派な病気です。
WHO(世界保健機関)では、
2018年に国際疾病分類第11版に
盛り込んだそうです。
韓国では、2014年に
「青少年夜間ゲームシャットダウン制」
という法案も可決されました。
「STAY HOME」で
気を付けなければいけないのは、
テレビやゲームの時間が
あまりにも長くなってしまうことと
親の方もそれを容認せざるを得なくなって、
依存症になってしまうことが怖いのです。
今週のオンライン・レクチャーでは、
時間の管理の仕方について、
子どもたちにも説明したいと
考えています。
ですので、ぜひ、
子どもたちにも見せてください。
そして、
『人生の教科書』第1巻、第78話~第80話
タイム・マネジメントⅠ~Ⅲを
読んでください。
ここで、時間管理をきちんと学び、
今後、これができるかできないかは、
将来の人生に大きな影響を及ぼす
ということを肝に銘じましょう。