右脳開発でお子様の才能を開花

先日も、
若い女性プロレスラーが被害に遭い、
最悪の結末を迎えてしまいました。
このような事件は、後を絶ちませんし、
また、誰にでも起こりうることです。
このような言葉の暴力は、
日常茶飯事になっています。
特に気を付けたいのは、
幼児、小学生にもそれが起こっている
ことです。
幼稚園や学校に行くと、
友達から悪い言葉を投げかけられ、
ほとんど罪悪感なしに何気なく
そのような言葉を使っている子どもの姿を
親が見るとぞっとします。
たしかに悪い言葉を使って、
何となく仲間意識を共有し、
友達関係を作っていく面もありますので、
親としては注意するのも難しいと
感じてしまうこともあるでしょう。
では、
どのようにしたらよいのでしょう。
それには、子どもに本質的な事を
きちんと教え諭すことがポイントと
なります。
まず、
「言葉」の根本的な5つの性質を
教えます。
① 言葉には、エネルギーがある
「言葉」=「言霊(ことだま)」です。
「言葉」には、
「魂」が宿っているという意味です。
これは、
『PAD潜在能力開発初級講座』でも
子どもたちに教えていることです。
言葉には魂があり、
エネルギーがあるのです。
悪い、嫌な言葉には、
悪い、嫌なエネルギーがある、
つまり人に嫌な感情を与えます。
例えば、
「バカ」と言われていい気持ちになる人は
いません。
逆に、「すごい」と言われて
悪い気持ちになる人もいません。
(当然、文脈によって意味合いが
変わる場合もありますが)
② 「言葉」は、潜在意識の中では
「主語がない」、主語は常に「わたしは」
私たちが通常意識している世界
=顕在意識の世界では、
だれがだれに言った言葉かとか、
主語や述語、修飾語など
文章的に意味をとらえますが、
潜在意識は言葉そのものが持っている
エネルギーをそのまま受けます。
例えば、「おまえは、バカだ」と言えば、
顕在意識のレベルでは、
「おまえ=バカ」が成立しますが、
潜在意識のレベルでは
それぞれの言葉のエネルギーが独立して
入ってきます。
「おまえ」、「バカ」と
それぞれの言葉の持つエネルギーが
それぞれに分かれて入ります。
つまり、「バカ」の主語は
「私は」ということになってしまいます。
③ 「言葉」は、それぞれが独立している
ゆっくり、一つ一つの言葉を
言ってみてください。
「酸っぱい」 「レモンを」
「想像」 「しないでください」。
さあ、どうでしょう。
もうすでに「酸っぱいレモン」を
想像してしまった後で
「想像しないでください」と言っても、
すでに唾液がどんどん出てきてしまって
いるでしょう。
つまり、潜在意識では、
言葉を並べた「文」としてとらえる前に、
一つ一つの言葉を分けてとらえて
しまいます。
④ 「言葉」は、ブーメランの性質を
持っている
「そんな悪い言葉を
他人に対して使っていると、
それは自分に返ってくるよ」
などと言われた経験はありませんか。
①~③のことを考え合わせてみれば、
潜在意識には
言葉そのものがもつエネルギーが
ダイレクトに入ってくるのですから、
人に「お前はバカだ」と言ったら、
「お前」は「お前」、
「バカだ」は「バカだ」と
分けて入ります。
つまり、
「バカ」という悪いエネルギーが
主語の「お前は」に関係なく
潜在意識に入ってしまうという
=ブーメランのように
自分に返ってくるということなのです。
⑤ 人は、日常使っている
「言葉」の世界で生きている
他人を誹謗中傷したりして
汚い言葉を使っている人は、
同じような性質を持つ人たちの世界で
生きています。
そういった世界と無縁な人々は、
まったく違う世界で生きている、
ということを子どもに教え、
どちらの世界で生きたいのかを
問いかけしてみましょう。
このように、子どもには、
「言葉が持つ5つの性質」
を教えましょう。
そして、子どもが悪い言葉を使ったら、
日常生活の中で
いちいち注意するのではなく、
ある程度放っておきます。
でも、
あまりにもひどいなと思った時には、
「○○ちゃん、忘れてないかな?
言葉ってどんな性質があったっけ?」
と定期的に聞いてみてください。
そうすると、
子どもの中にじんわりと本質的な価値観、
そしてものの見方が醸成され、
大きくなると「心のモノサシ」が
できていきます。
ヘーグルの教育は、このような
「普遍的な知識や知恵」というものが
プレ小学部や小学部の授業で
毎回行われる「心の話」や
「PAD潜在能力開発講座」、「人間学講座」、
「Pre-MEP」、「MEP」など、
様々な講座に含まれています。
幼少期から、
このような知恵を無数に学んでいくことで、
将来どんな道に行ったとしても
それぞれの子どもが
大きく羽ばたける基盤を作ることが
できるのです。
右脳開発を中心として
論理思考のできる『能力の「素地力」』と、
どんなことにも立ちむかえ、
優しく受けとめられる
『心の「素地力」』をきちんと
育てましょう。