右脳開発でお子様の才能を開花
子育ての知恵ぶろぐ 第335回 「発想の転換」の会話が子どもの知恵を伸ばす
これからの時代を生き抜く
子どもを育てるには、
「トンチが利いたユーモアがある」会話が
あるようにするのが良いのです。
いつも同じような会話を
日々繰り返している、
または内容のない会話
つまり確認だけの会話
(これを会話と言うのかは疑問ですが)
を繰り返していませんか?
「宿題はやったの?」
「勉強はちゃんとやったの?」
から始まって、
「歯をちゃんと磨いた?」
など質問の繰り返しだけで
1日が終わってしまうなんてことは
ありませんか?
このような会話の繰り返しでは、
子どもの脳を育てていくことが
難しいと思います。
では、「考える脳」を育てるのには、
どのようにしたら良いのでしょうか?
それは、いつも何かを考えること
=「考える種を植える」ようにすると
良いのです。
身の回りには数多くの問題があります。
例えば、有名な例題があります。
それは、「エベーターが遅い問題」です。
ある古いオフィスビルで
テナントに入っている企業や
ビルの利用者から
「エレベーターが遅い!」というクレームが
増えて問題になっていました。
そのビルには2台のエレベーターが
あるのですが、どちらも
旧式の古いタイプのエレベーターで、
スピードも遅いため、
待ち時間がとても長いという状態でした。
この問題をどう解決するか?
これが問題です。
解決方法はいろいろあります。
当然まず第一に挙がるのが、
「エレベーターを増やす」ということに
なりますが、
既存のビルの中にさらにエレベーターを
増やすというのは
非常に難しい選択肢です。
2番目に挙がるのが、
エレベーターを増やすのではなく、
最新の制御システムに入れ替えて、
エレベーターの昇降スピードを上げる
ということです。
これは、
かなり現実的な選択肢になりますが、
コストがかなりかかってしまいます。
3番目は、
低層階用と高層階用に分けてしまう
という案が挙がりましたが、
これもなかなか難しそうです。
これらの対策を講じようとしても、
古い雑居ビルに入る収入では、
こういった予算をまかなえるほどの
資金はありませんでした。
ところが、あるアイデアを思いつき、
それを実践したところ、
予算もそれほどかからず、
クレームが1件もなくなったのだそうです。
一体、どんな手をうったのでしょうか?
そんな楽しい会話をちょっと取り入れる
工夫が子どもの脳の活性化に
つながります。