右脳開発でお子様の才能を開花
子育ての知恵ぶろぐ 第341回 親の○○○○が、子どもの成長に影響を及ぼす
以前、3月生まれが
入学した高校の偏差値は、
同じ学年の4月生まれに比べて
4.5低い、という分析結果を
東京大学大学院の山口慎太郎教授
(労働経済学)が発表しました。
埼玉県のある自治体のデータを用いて、
統計的な誤差を補正した上で
4月生まれと3月生まれで
入学した高校の偏差値を比べると、
4.5も違っていたというのです。
ただ、学力の差そのものは、
学年が上がるごとに縮まっていきます。
最近の研究では、
学力面の差だけでなく、
体力、非認知能力なども
同様の傾向にあるとしています。
特に親が、差のわかりやすい
学力面の方にばかり目がいってしまい、
非認知能力の向上に対して
目が行きにくいという事実もあります。
それでは、本当にそのような差が
生まれるのでしょうか。
徳光和夫、水木しげる、米津玄師、
松田聖子、白鵬、三木谷浩史、
江崎玲於奈、吉永小百合、
コロッケ、アインシュタイン、高橋大輔、
渋沢栄一、阿部慎之助、香川真司、
有働由美子、羽鳥慎一、滝沢秀明、
小川直也(敬称略)……。
これらの方々は、全員3月生まれです。
錚々たるメンバーです。
つまり、成長の過程では
一部にそのような傾向があるにしても、
それが全てではありません。
大切なのは、
個人差が大きくあるということです。
そして、「3月生まれは○○だ」
という親の思い込みの方が
結果に対する影響が大きい
ということです。
左利きは○○、長男は○○、
日本人は○○、中国人は○○など、
このような「思い込み」に
影響する考え方はいくらでもあります。
短絡的な思い込みに
左右されるのではなく、
その子の本質や個性を見るように
していきましょう。
お茶の水女子大学名誉教授の
内田伸子氏によれば、
難関大学に合格した子は、
幼児期に自分がやりたいことを
たっぷりやれていた、
思いっきり遊べていたなどの割合が
顕著に高かった、としています。
これは、好きな遊びをやることで
非認知能力が高まり、
将来の学力の伸びにつながったのだと
考えられます。
親の目に飛び込んでくるニュースは
数多くありますが、
それらをどう解釈し、
どう実行するかは親自身が
選択できます。
まずは、子どもの主体性を重んじ、
その子が伸びる素地力を
築いていきましょう。
ヘーグルの右脳教育をすると、
子どもの可能性を高めるのに役立つ
もう一つのモノサシを手に入れることが
できます。
これで子どもの将来を
大きく切り拓いていきましょう。