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子育ての知恵ぶろぐ

子育ての知恵ぶろぐ 第345回 日本の少子化を放っておいて本当に大丈夫?

日本の少子化を放っておいて本当に大丈夫?2022年5月に米テスラCEOの
イ―ロン・マスク氏が
「出生率が死亡率を上回るような
変化がない限り、日本はいずれ
存在しなくなるだろう。
これは世界的に見ても大きな損失である」

と述べています。

実際に、日本では
急激な少子化が起こっています。

2022年の1年間の出生数は
79万9728人で初めて80万人を
下回りました。

ちなみに約60年前の1963年の出生数は
約180万人でしたから、
約100万人も減っています。

一クラス40人学級に例えると、
40人定員だったクラスが
18人に減った
ということになります。

これからは、これがさらに加速します。

日本の人口のピークは
2004年の12月で、12,784万人で、
今から27年後の2050年には
9,515万人となり、
77年後の2100年には4,771万人
(中位推計)となります。

さきほどの40人学級に例えると、
40人定員だったクラスが
15人になってしまう
のです。

この少子化の問題については、
多くの識者が「人災」と言っています。

欧米諸国は、1990年代頃に
少子化に悩みましたが、
様々な背策を施し
今はかなり好転しています。

しかし、日本はこのジレンマから
脱却できていません。

どうしてそうなるのかの根本原因は、
若い世代の政治に対する無関心です。

「年代別投票率」を見ると明らかです。

令和3年の衆議院議員選挙の投票率は、
一番高かったのは60代で71.43%、
続いて50代の62.96%、7
0代の61.96%と続きます。

次は55.56%の40代となり、
これは全体平均の55.93%と
ほぼ同じになります。

その次が30代で47.12%、
10代が43.21%、
最下位は20代で36.50%です。

今の政治は若い人向けの
政策の割合が低くなってしまうのも
頷けます。

20代は、60代のほぼ半分しか
投票しないのですから、
票に反映しやすい人たちの
意見を聞いた方が結果は出やすくなると
考えるのが普通
です。

では、なぜこのようなことに
なってしまうのでしょうか。

それは、若者たちが置かれている
環境にあります。

早いうちから
スマホやオンラインゲームに明け暮れ、
他者との関係が結びにくくなり、
親も自分のことばかりを優先させて
いい学校に入ればいいと考え、
つねに他者や社会との
かかわりがなくても生きられるような
錯覚を起こさせてしまっています。

幼い時から、
人は社会の中で生きているのだ
ということを意識させていくことが
重要です。

先日の第95回人間学でも
このことを多角的に教えました。

ぜひ配信でご覧ください。

———————————–

2023年9月3日 人間学講座
受講感想文

これから生きていく心がまえと
直面している課題をわかりやすく、
真剣に高い熱量でお示しいただきました。

40年も効果的な施策がうたれず、
少子化が進み、
未来ある子どもがこのまま日本でしか
暮らせない人間にはしたくないと
切実に感じました。

それはいつも通り具体的なデータを
多角的にかつ生活に根ざした
話題だからこそ子どもにも伝わりやすく、
他人事にならない工夫がされている
と感じ、
ありがたく思います。

10才になった息子も人
間学が大好きで
日頃のニュースを掘り下げ、
歴史や化学の本で自身が知っていることと
リンクして教えてくれています。

私は、このやりとりが大好きで、
ヘーグルに通わせていただいている
成果だろうと感心しております。
(小学4年生/男子)

———————————–

講義の前半、
日本の様々な問題点を挙げていて、
今後日本で生きていくことに
不安を通り越して恐怖を感じました。

一つ一つのトピックは
既に知っていたことでしたが、
自分がいかにボーッと流していたか、
真剣に考えていなかったか、
理事長先生の熱いお話に
ガンと殴られたような気持ちになりました。

日本は終わりだ、
海外に逃げる方が良いのかと
思ったこともありますが、
自分自身が周りに社会を考え、
人間力を磨かないと、
どこへ行ったところで何も変わりません。

水循環システムの話、
フィルム農法の話は
今回初めて知りましたが、
日本でも、こんなに素晴らしい会社が
あることにとても感銘を受けました。

社会貢献、人類貢献を真剣に考え、
技術開発に取り組む姿、
感動しました。

代表者の方々の目の輝き、
更に高い目標、本当に尊敬します。

人間学でこんなに深い話を
小さいうちから聞けること、
本当に素晴らしい機会に
恵まれているのだと感じました。

右脳を使って、自分だけでなく、
世界全体の幸せを考えられる
人間になりたい、なってほしいと
思いました。
(小学2年生/男子)

———————————–

人間学講座を初めて受けさせていただき、
子ども達だけでなく、
大人もとても勉強になりました。

これから生きていく上に必要な事、
考えなければならない事、
まだ子どもだから難しいだろうと
説明や話をして来なかったけれど、
人間学をきっかけに
これからもっともっと伝え、
話をして行かないといけないと
思いました。

次回の人間学も楽しみに
日々、生きていくために
大切な事の話をして行きたいと思います。
(小学2年生/女子)

———————————–

初めて人間学に参加しました。

いかに自分や子供が、
今目の前にあることだけに
目を向けて生活していたか反省しました。

今、日本で起きていること、
世界で起きていることに、
しっかり目を向けて
自分がその問題に対して何ができるのか、
環境の為、世の為に自分はどうするのか
考えて生きていかなければならないと
身に沁みました。

勉強するということは、
今後何に繋がるのか、
子どもも何かしら考えることが
できたと思います。

人類貢献について、
話しあっていきたいです。
(小学2年生 女子のお母様)

———————————–

初めて人間学講座をうけました。

これからの日本の問題点と
未来を切り招く知恵、
常に世界に目を向けていくこと、
世界中どこでも活かせる社会、
人類に貢献すること、
何に目標を設定するのか
考えていくことが大切だと思いました。

私は仕事を通して高齢化社会を
どのように支えたらよいのか考えています。

今、仕事で自分ができることを考え、
実行し、未来につなげていけたらと
思います。

息子がこれから未来に向けて
いろいろなことに目を向けて
社会に貢献できるように
成長していってもらえたらと思います。
(小学2年生 男子のお母様)

———————————–

貴重なお話を聞かせていただくことができ
ありがたかったです。

先日、
娘と見ていた教育テレビの番組でも、
世界の水不足問題、
経済格差による水の格差が
取り上げられており、
娘が興味を持っていたので、
とてもタイムリーな内容でした。

小学校低学年から
このような深い話題について考える
機会を与えていただけることは
幸せなことだと思います。

普段の生活の中でも、
子ども、そして自分自身が
どのように社会に貢献できるのかという
視点を常に忘れてはならないと
改めて思います。
(小学2年生 女子のお母様)

———————————–

通常ふれることができる
日本のメディアからの情報だけでなく
世界からの情報を取り入れ
俯瞰して見ることが、
小学生にも必要だと
改めて気付かされました。

外国人の土地所有問題も
10年前に話題になったのを
記憶しているが、
いまだに手つかずのままということに
危機感を持ちました。

日々訓練している右脳を
社会貢献、人類貢献に使えるよう
目標を持ってもらいたいと思いました。

子どもが自分なりに
それを感じてくれたらよいです。

素晴らしいテーマ設定と
わかりやすいお話をありがとうございました。
(小学2年生 男子のお母様)

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