右脳開発でお子様の才能を開花
子育ての知恵ぶろぐ 第351回 子どもの成長にとって受験は必要なのか?
とにかく子どもの数が多く、
みんなが裸足で走り回っていて
とても元気そうです。
合計特殊出生率は
2.0を超えていて
社会も元気と活気で
あふれています。
この国では、
体外受精、助産師などの
出産に関する費用はすべて無料、
その後の子どもの
医療費や養育費なども
家庭の負担は最小限で済みます。
小学校には入学式がなく、
教科書も時間割もありません。
子どもが楽しいと思える
空間づくりの工夫が
あふれています。
身につけなければならない
教養的なことは
算数、読書、作文の3つだけです。
子どもたちはアートや音楽、
自然とのふれ合い、
遊びを通して様々なことを
学んでいきます。
学んでいくことの中で
最も大切にしているのは、
「生きていることは楽しい」
という感覚です。
この感覚をしっかりと
じっくり時間をかけて
学ばせていくのです。
そんな子育ての環境を
作っている国は、
ニュージーランドです。
ニュージーランドには
受験がありません。
13歳から18歳までの
セカンダリー・スクール
(中学・高校)においても、
この教育の指針は変わりません。
各個人の「やりたい」
「楽しい」を尊重すること、
そして自分自身の時間、
空白の時間の重要性について、
学校や教師は
深く理解しています。
空白は、自分自身の今と将来を
見つめるために、
何よりも必要なことと
認識しているからです。
ニュージーランドの教育現場は、
脳科学や教育心理学などの
最新の研究結果が
一早く落とし込まれています。
その先進性は世界でも
大変高い評価を得ています。
「楽しい」は、
楽をするのではなく、
脳がリラックスしている状態が
本当の学びにつながるという
研究結果に基づき、
子どもの「学び」を
最適化することであると
理解しています。
高校最終学年で履修するのは
通常の4教科のみで、
その中に必須科目はありません。
ここでも「楽しい」が
最優先されています。
楽しく学べないものは、
決して身につくことはない
という理念が貫かれています。
履修科目が少ないことで、
自分のための自由な時間を
とることもできます。
高校3年間で履修した学科単位を
政府公認のNCEAという
大学進学に必要な資格を得ます。
NCEAは世界でも
広く認められているので、
ニュージーランドの大学をはじめ、
エディンバラ大学、
シンガポール国立大学、
シドニー大学など、
世界の名だたる大学に
進学する子も少なくありません。
ニュージーランド人は、
OEを通じてい
ろいろな価値観に触れ、
国内人口の20%にあたる
100万人もの人々が
世界各地に居住しています。
ニュージーランドの教育は、
日本の「頑張る」教育を
上回っているという側面が
数多くあります。
15歳の基礎学力を測る
OECDのPISAテストの結果は
トップ20位以内に位置し、
『エコノミスト』誌が発表する
「未来のための教育指数」では、
ニュージーランドの教育の方が
日本よりも遥かに高く
評価されています。
国の教育施策の
長期的結果ともいえる
社会経済面を見てみると、
一人当たりのGDP、平均所得とも、
2010年ころから
ニュージーランドが日本を
上回る結果になっており、
その差は広がる一方です。
VUCAと呼ばれる不確実の時代に
必要なのは、何よりも
自分自身に対するConfidence
=自信、信頼です。
それを育てていくことが、
教育にとっては
とても大事なことです。
ヘーグルは、
右脳・左脳・心・身体を
バランスよく育て、
子どもが本当にやりたいことを
育んだ素地力を活かして
とことん取り組んでいけるような
環境づくりをサポートしています。