右脳開発でお子様の才能を開花

2024年1月から3月にかけて、
米国で2本の衝撃的な研究論文が
出されました。
その内容は、
1. ペットボトル飲料には
大量のマイクロプラスチック
(MP)が含まれている
2. MPが体内にあると、
脳卒中や心筋梗塞を
引き起こしやすい
というものでした。
特に2の論文が投稿されたの、
『ニューイングランド・
ジャーナル・オブ・メディシン』
という臨床医学の分野で
三本指に入るほどの
権威ある雑誌です。
たばこを吸うと脳梗塞の
リスクが1.9倍、くも膜下出血は
2.9倍になりますが、
MPやナノプラスチック
(MPよりもさらに微細な
プラスチック(NP))が
体内にあると、
脳卒中や心筋梗塞の
死亡リスクが約4.5倍になって
しまうのです。
コロンビア大学が発表した
1の論文の著者の一人で、
同大准教授のペイザン・ヤン氏は、
「ペットボトル飲料1ℓあたりに
約24万個のMPとNPが
含まれているとわかりました。
同じ量の海水に含まれるのは
約1万個と言われているので、
とんでもない数字です。
ペットボトルが
熱や紫外線を浴びると、
化学反応を起こして
さらに多くのMPやNPが
染み出てきます。
キャップの開け閉めをするだけでも
本体とこすれて破片が混入します」
ユトレヒト大学の研究によると、
MPやNPと接触した免疫細胞は、
それ以外の異物を
排除する場合と比べて
約3倍のスピードで死滅していく
としています。
オーストラリアの
ニューカッスル大学が
行った研究によると、
私たちは毎週
クレジットカード1枚分と
同じ量(約5g)の
プラスチック粒子を摂取している
と言います。
特に、
プラスチック容器に入った
お弁当やお惣菜を
電子レンジなどで温めるのは、
大量のMPやNPを摂取することに
なります。
すぐにできる対策としては、
1. ペットボトルの使用頻度を
なるべく減らし、
2. カップ麺ではなく
鍋で煮るものに替え、
3. 温めものは皿に移したり
加熱調理をし、
4. マイクロカプセル入りの
洗剤や柔軟剤の使用を控え、
5. ティーバッグのフィルターは
紙でできているように見えるが
ほとんどは
プラスチック製品のため
使用を控える、
6. 不織布のマスクのフィルターは、
プロビレンというプラスチックで
できており、
直接MPを加熱しながら
吸っていることになるので、
使用を控える、ということだと
思います。
私たち、特に子どもたちの
取り巻く環境は、
哺乳瓶から始まり、
レトルト食品、冷凍食品、
洗剤、電子レンジ、マスク、
ペットボトル、コンビニ弁当など
プラスチック製品に囲まれた
生活をしています。
大人よりも子どもの方が
長期間摂取してしまうことに
なってしまうので、
少しずつ減らしていく工夫を
する必要がありそうです。