右脳開発でお子様の才能を開花
子育ての知恵ぶろぐ 第358回 日本の国際競争力は○○位、どうするニッポン?
スイスのビジネススクール
IMDが、2024年の世界競争
ランキングを6月17日に
発表しました。
世界67カ国中日本は
昨年の35位からさらに下降し、
38位となりました。
これは、3年連続で
過去最低の記録です。
このランキングが始まったのは
1989年で、1992年までの4年間、
世界第1位でした。
それ以降、日本の順位は
毎年ずるずると下がって
いきました。
2024年に首位になったのは
シンガポールです。
2023年から3つ順位を上げて
2020年以来4年ぶりに
世界の首位となりました。
1位シンガポール、2位スイス、
3位デンマーク、4位アイルランド、
5位香港、6位スウェーデン、
7位アラブ首長国連邦、8位台湾、
9位オランダ、10位ノルウェー、
12位アメリカ、13位オーストラリア、
14位中国、20位韓国、24位ドイツ、
25位タイ、27位インドネシア、
28位イギリス、31位フランス、
34位マレーシア、
38位日本となっており、
アジアの調査対象国中で
日本より下位にあるのは、
39位インド、52位フィリピン、
61位モンゴルの3カ国だけです。
項目別に見ると、
「経済パフォーマンス」では21位、
「インフラストラクチャー」では
23位と比較的上位にありますが、
「政府の効率性」42位、
「ビジネスの効率性」では51位、
その中での
「マネジメント・プラクティス」は
65位とかなり低くなっています。
要するに会社が
変化するマーケットに
機敏に対応できるかということに、
なかなか対応しきれていない
という評価です。
また、
「世界デジタル競争ランキング」
2023年11月の結果では、
世界64カ国中で第1位はアメリカ、
2位オランダ、3位シンガポール、
6位韓国、9位台湾、10位香港と
なっています。
日本は32位で2022年から
3つ順位を落としています。
その中で特に低いのが、
「将来への準備」の中の
「ビジネスの機敏性」56位です。
「世界人材ランキング」で
アジアは8位シンガポール、
16位香港、20位台湾、
33位マレーシア、34位韓国、
41位中国で、日本は43位です。
「国際的な経験」64位、
「シニアマネージャーの能力」
62位など、国際的な管理能力は
世界最低レベルです。
日本が低迷している要素は
多岐に渡ると思います。
特に政治に対する閉塞感は
誰もが感じていることであり、
世界も相応の評価を下しています。
ヘーグルは、
教育という観点から
こうした状況を打破できる
新たな発想ができるような人財を
「壱萬会」を通して輩出していく
努力をしています。