「小学校受験」は、なぜ「お受験」と言われるのか。それは、ご存知の通り子どもの受験ではなく“親の受験”だからです。
親は、子どもを長期的な視点で育てようとするよりも、今、目の前に現れる結果に一喜一憂します。
私立小学校に進学したばかりのお子さんの中には、「もう勉強したくない」「プリントは大嫌い」といった子も多くいます。
小学校に入る前に、あまりにも多くの勉強を強いられたことで、「勉強嫌い」になってしまうのです。
そのような子どもにしてはいけません。
最近の中学受験への対策は、かなり過激になっています。
テストも当然低学年のうちから始まります。そのテストの結果を見て、母親は子どもに言います。「なんでこんな問題もできないの?」と問いただします。
挙句の果てには、口だけでは足らず、手や足まで出てきます。子どもにとっては、大変な毎日が続きます。
そして、何よりも「いまからこんなことでどうするの。中学受験は5年後よ。本番はもっと大変なのよ」と不安が増すことはあっても減ることはありません。
親の子どもへの過干渉が年々増しているというのが、昨今の状況です。
「空の巣症候群」(子どもが巣立っていったときに襲ってくる強い焦燥感)という言
葉もあるくらい、過熱には気をつけたいものです。
受験が終わったら、親も子どもも「燃え尽き症候群」になってしまってはいけません。
それは、子どもの年齢が高くなればなるほど、入試の条件は不利になると考えているからです。小学校受験や中学受験をして入学しておいた方が、それ以降の入試よりも有利だと思っているのです。塾業界も、期限付き効果と相まって「受験するなら今」というような風潮を作り出します。
それに乗せられて子どもを連れ回してしまうのです。
また、子どもが反抗期や思春期になると親の思うようにコントロールできなくなるから、早めにレールの上にのせておきたいという親心もあります。
早めに進路を確定しておけば、子どもの進路問題から離れられるという気持ちもあります。
それらの条件が、親の受験熱を掻き立てるのです。
親が子どもに干渉すればするほど、子どもは自立心を失います。子どもにはできるだけ自分で考え、選択し、責任を持って行動してほしい、というのが親の本当の願いです。
「子どもが自ら行動することを待ってあげる」という姿が親としての本来の姿であるべきです。
でも、なかなか「待ってあげる」ことができません。なぜなら、「待っていても、子どもが本当に自立してくれる」という保証がどこにもないからです。
それでは、「子どもが本当に自立してすくすくと育っていくことができる」としたらどうしますか。
などのことが行えるようになります。
つまり、「子どもの成長力を最大限に伸ばす子育て」ができるようになります。
ヘーグルの「世界最高水準右脳開発」は、「子どもの成長力を最大限に伸ばす子育て」を可能にします。それは、ヘーグル教育を受けることによって子どもの素地力が最大限に作られていくからです。その結果、幼少期の結果よりものちの結果の方が良くなっていく、つまり尻上がりの結果となることが多いのです。
私国立中学校へ進学する子どもも多くいますが、小学校受験はもちろん、中学受験もしないで公立高校に進学し、東京大学や難関大学医学部に進学する子もたくさんいます。
子どもの個性を最大限に尊重し、真に充実した胎教・幼児・小学生の時期を過ごさせてあげてください。